「腰痛ナビ」 「よくわかる!椎間板ヘルニアの勘どころ」 腰痛治療相談掲示板 【 Archive 】
手術への不安 |
- 日時: 2004/04/25 20:39
- 名前: 櫻井 恵利子
- 66歳・主婦
私の母のことです。自動車の車両事故の治療のため一昨年10月より整形外科へ通院していたのですが、昨年1月整形外科のベットから起きる時左の足の付け根から足全体にしびれを感じ、その後違和感が続いたため、今年3月MRI検査をしたところ「L4・L5の腰椎椎間板ヘルニア及び狭窄が認められる」という結果でした。手術はしたくないと、硬膜ブロック注射を2回実施したところです。あと8回を予定しており、それで症状が改善しなければ、手術をすすめられています。現在、長く座っていると左足全体にしびれを感じており、やはり手術をした方がよいのか迷っているようです。アドバイスいただければと思います。
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Re: 手術への不安 ( No.1 ) |
- 日時: 2004/04/26 16:09
- 名前: 北條カイロプラクティック 石橋
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- こんにちは
北條ともうします 少しでも参考になれば幸いです
私はまず、年齢と交通事故ということから、骨折を疑います 腰・骨盤・股関節を中心にその問題はレントゲンや血液検査などでクリアーにされていますか?
高齢の女性では股関節の骨折が多く見られます。 そのようなときには、手術が必要で人口関節を入れることがあります。
一度整形外科の先生に相談されてみてはいかがでしょうか?
北條カイロプラクティック 北條
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Re: 手術への不安 ( No.2 ) |
- 日時: 2004/04/27 21:21
- 名前: マキノカイロプラクティック
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- まず、L4〜5間のヘルニア等による、神経圧迫によって起こる症状は
太ももから足にかけての、「外側」を走る、痛みもしくはシビレです。
左足全体のシビレは、おそらく見当違いの診断ということになるはずです
しかし、現在の整形外科では、レントゲン、MRI等の画像による診断に頼っているので 明らかな、画像的な異質な所見は、ヘルニアしか見つけられなかったということではないかと思います
神経ブロックにおいて、症状が「かなり軽減する」といったことがなかったのも これ自体良くあることで、一時的な麻酔による 過度な、神経の反射を抑えて、痛みを感じる感覚が少なくなっていくことを待っているということですから 積極的な治療とも言えませんし、また、ブロック注射や痛み止めで、効果のない腰痛はとても多いものです
私の治療の経験から、内容を読んでいて、自動車の車両事故」ということ さらに、顕著な「長時間座った後の、左足全体のシビレ」ということ
これらから、2通りのことが考えられるように思います
1、骨盤等への過度な衝撃を受けたため 左側の仙腸関節(骨盤内の関節)が、衝撃で緩んでいる 2、同じく衝撃、または、長期の入院による筋肉の低下と同じ姿勢の連続のどちらかが元で、 左股関節の亜脱臼(完全脱臼ではないので、背レントゲン等では見つけられにくい、もしくは見つけても 股関節が、生まれつき浅く入っていると判断されることが多い)の可能性があります
長時間座っていて、足全体がしびれる場合 足の付け根で、体重を支える関節が緩んでいると、その負荷をお尻の周囲の筋肉で支えます
これが続くと、筋肉、神経、靭帯などをずっと引っ張っている状態が続くため 足全体が、ジーンとしびれたり、重く感じる、痛みなどの症状が出る事が多いものです
実際に、今回の桜井さんのお母様に対する、病院側の診断と、実際の主訴(訴える痛み等)が 全く一致していませんので、手術に関しては、再考されることが望ましいように思います
手術をした場合、万が一、痛みが取れなくても 画像的にはヘルニアが除去されているはずですので、手術は成功ということになります その場合、痛みは体が覚えているから、後は気にしないことと、体を動かして筋肉をつけなさいという指導があるはずです
よくあるケースですので、慎重に… 病院を転院してみて、いくつかの考えを聞いたほうが良いでしょう 手術は最終手段ですし、一人の医師の意見だけでは不安です。
また、このような、私の推測が一致していれば、整形外科以外にも、治る方法はあると思います
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Management-start form April,2003. (C)サニーデイ
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