胸椎の椎間板ヘルニア

胸椎の椎間板ヘルニア

日時： 2004/02/04 00:14

名前： メル

こんにちは。
以前、両下肢の痺れがあり、靭帯骨化症とのことで相談させて頂いたものです。
その後、検査を続けた結果、靭帯骨化症ではなく、胸椎(11番と12番の間)の椎間板ヘルニアである事が判明しました。髄核が中央から完全脱出しており、靭帯越しに脊髄を圧迫しているようです。
病院からは、症状が出ているため、手術も考えた方が良いと言われていますが、私としては何とか手術せずに治療ができればと考えています。
この症状、何とかならないものでしょうか。
何かご意見など頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

日時： 2004/02/04 09:42

名前： 踊る院長

実際に見てみないとはっきり言えないですが、場所的には１１，１２番の場合は事故でない限りがほとんど脊椎のカーブの乱れですのでただ手術するだけでは他の場所に負担が掛かって違う場所に再発のおそれがあります。

脱出したヘルニアを戻すことは出来ませんが、状態を早くに安定期に持っていき、その後歪みに対するケアと姿勢や寝方（うつ伏せで寝ない）などの対策で多少時間は掛かっても改善されてくる可能性は十分にあると思います。

ただし、仙骨奇形によるカーブの異常などの場合はかなりの時間が掛かり、症状もかなり取れにくくなることがありますので、骨格専門で扱っているクリニックで正しいレントゲン分析が出来るところにての検査が必要になります。

日時： 2004/02/04 10:04

名前： あおいカイロプラクティック

一般にヘルニアが見つかりますと、そこだけが問題であると捉える人が多いようですが、
そうではありません。
背中全体、特に脊柱起立筋などに強い緊張があり、脊柱全体が圧縮され、
一番弱かった部分が脱出してしまったと考えるべきでしょう。
腰椎のヘルニアなどでも背中全体の硬直をどう改善するかが重要な問題となります。

メルさんの場合ですが、足にシビレがきていたこともあり、
脊柱管・硬膜などが圧迫されていることが考えられ、難しい問題といわなければならないでしょう。

現在の症状が全く記入されていないので解らない部分も多いのですが、
カイロでも鍼でも全くどうもできないというものでは無いようですが、すぐに治すのは不可能と思います。

差し当たり、5cm幅のキネシオテープを購入し、背骨に沿って、背中上部から仙骨部まで貼ってみてください。
痛みが和らぎ、体に安定性がでるのが確認できると思います。
２〜３日ではがし、かぶれがでていれば休まなければなりません。

キネシオテックスが入手できなければ薬局で売っている伸縮性のあるテープ（千円程度）を購入します。
テープを貼るとき、背中を丸め、テープを引っ張らずに貼るのが、効果的な方法です。

日時： 2004/02/04 13:53

名前： メル

早速のお返事ありがとうございます。

現在の症状についてですが、一月半前から変わっておらず、両下肢の脱力感(力が入らない状態)、触った感じはへそから両つま先にかけて全体的に感覚が鈍いです。平地では何とか歩けますが、階段は何かに掴まらないと怖いくらいで、早足や走ることは出来ません。

手術以外の選択肢はないのかなとも思いますが、気持ち的には可能性があるならば、いろいろ試してみたいとも思っています。
主治医からは脊髄を圧迫した状態を放置する時間が長いほど、手術しても麻痺が戻らない可能性も高くなるとも言われていますので、正直どうしたら良いのか困っています。

日時： 2004/02/04 15:40

名前： あおいカイロプラクティック

脊髄部分で神経が圧迫されて脚まで症状がでているのでしたら、
手術を選択された方が良いのではと思います。

日時： 2004/02/04 16:39

名前： 踊る院長

カイロプラクティックでの治療でも短期間で改善されるレベルのものではないので手術も手段になりえますが、そこまではっきり医師に言われているのであれば、違う病院でも診断され同じことを言われるようなら手術も妥当なのかも知れません。

まずは出来るだけ早い時期に他のクリニックでの診断を受けてみてください。