ヘルニアと坐骨神経痛

ヘルニアと坐骨神経痛

日時： 2004/02/09 15:25

名前： みぃ

最近このサイトを知り、それからちょくちょく来させて頂いてます。
私は、３０代の事務職をしているんですが、４年ほど前から腰痛があり、その頃は大してひどくないだろうと湿布を貼ったりして痛みを和らげていました。が、一昨年の年末にひどい痛みがあり、病院で検査してもらうとヘルニアとの診断でした。それからは、飲み薬で様子を見ていたのですが、痛みは相変わらずだったので結局３ヶ月間入院してブロック注射（入院中４回）を行いました。退院してから知人にＰＬＤＤの事を教えてもらい、
松山市（私は愛媛県在住）の病院を紹介してもらい、９月に手術をしました。手術をして頂いた先生曰く、『ヘルニアはなくなっている』とのことでしたが、痛みは相変わらずで坐骨神経痛も出てきました。また、腰のあたりにしこりのようなものが左右に出てきてそれが、痛くて起きるのも座っているのも辛い状態です。
できれば、他の手術で治る方法があればと思い、書き込んでみました。最初に見て頂いた整形外科の先生は『若いのだから手術はしない方がいい』と言われ、ブロック注射に至りました。

日時： 2004/02/09 16:40

名前： 千駄木治療院 

千駄木治療院の宮下と申します。
ヘルニアの手術はしたものの術後の経過がよくないというのはよく耳にする話です。「ヘルニアがなくなっている」のに痛みが消えないのは、痛みの原因はヘルニアだけでなかったということでしょう。私はヘルニアというのはわけも無く出てくるものではなく、椎骨をとりまく筋肉のアンバランスや関節の異常などの構造的な問題があり、負荷がかかったがために出てきてしまう、出やすくなってしまうものと考えています。勿論、いろいろなケースがありますが、多くの場合そういう問題をベースにかかえてらっしゃる人も多いです。ブロックや手術では根本的な解決にはなりません。構造的問題はないか、どこに痛みの原因があるかなど、からだを全体的に診れる技術のあるカイロや整体の先生を探されてみてはいかがでしょうか？

日時： 2004/02/09 17:44

名前： 踊る院長

年齢に関係なく、現在の状態からはＯＰＥではまったく改善されることは無いように思います。

痛みが変わらないのにヘルニアが消失してると言われる以上、ヘルニアと症状は関係ないもので、別の原因が痛みを起こしており、その原因によってヘルニアも結果として現れているだけと考えます。

痛みやしこりが出ているのは局所的に負担が掛かっているためであり、それが慢性であると言うことは日常の動きによるものだけでは無いと考えます。
状態としては脊椎及び骨盤のバランスが正常から狂ってしまい、局所に負担がかかり、その掛かっている部分の椎間板が変性しヘルニアとして診断されたものだと思います。　もちろんしこりについても同様の考えです。
また、坐骨神経痛が出てきたことから慢性であっても進行していることを示していますので、痛み止めなどのごまかしではなく早いうちに骨格を専門で扱うクリニックなどで検査治療を受けることをオススメします。

日時： 2004/02/10 10:09

名前： みぃ

早速の回答、ありがとうございます。
ブロック注射をしていた病院での検査で、うつぶせになって痛みを調べたのですが、お腹のあたりが痛くなっていました。また、恥ずかしい話なのですが、私は頻尿がひどくて、接客もしているので、我慢することが多いのですが、その時に腰が痛くなるのも原因の一つなのでしょうか？
鍼灸・整体（カイロ）などもしてみたのですが、施してくれる医院が遠く、通うのに車で２時間近くかかってしまいます。ですので、治療をしていただいたときは、調子はいいのですが、帰る途中には元の痛みに戻ってしまいます。
骨格専門の医院を探そうとは思っているのですが、大学病院などでの精密検査でも構わないでしょうか？

日時： 2004/02/10 11:34

名前： 踊る院長

骨格専門はあくまで先生の考え方次第ですので、もちろん精密検査でも構わないのですが、担当の先生が骨格の状態に関心がなければどんな検査しても意味がない場合もあります。

カイロプラクティックが骨格専門だと言いたいところですが、カイロプラクティックは専門以前に偽者がかなり多く治療しているところは２０件に１件
検査までしっかり出来るところは５０件に１件くらいの割合くらいなのではないでしょうか

一部整形外科でも頚椎のカーブなどを重点的に見られている先生もいますので、よく確認されて行かれてみればよいと思います。

また、カイロプラクティックと整体はまったく別のものですので混同（別々に使っているところは除く）しているところは気をつけてみてください

日時： 2004/02/14 02:34

名前： 泰山人

東洋医学的な立場からお話いたします。
腰のしこりというのはおそらく腰椎２番の下辺りから外側に回り込むようにして指を当てたところにある硬結ではないかと思います。
ここは腎（東洋医学で言う腎でイコール解剖学的腎臓ではありません）と関わりがあり、頻尿との関係も考えられます。
鍼ならば局所だけでなく身体全体を大局的に診てくれる所へ行ってください。腎と脾（解剖学的脾臓ではなくここでは腸の水分吸収などの機能を意味します）の機能を治せる治療家であれば望みがあります。

日時： 2004/02/26 09:55

名前： みぃ 

その後、まだ骨格専門の治療院が見つからないのもあり、従来の病院にかかっているのですが、一向に痛みは変わりません。
また、腰のしこりは背骨に近い方に左右に出ています。
先生曰く、『リンパが腫れている』とのこと。また、別の先生曰く『骨盤の骨がでている』とのこと。どっちを信用すればいいのか分からなくなっています。
腰回りの筋肉強化のために、腹筋や寝ての足上げなどをしていますが、１０回もすると腰が痛くなり、その後の行動が出来なくなるのが現状です。
重度のヘルニアになると、頻尿や便秘などになると、インターネットに出ていますが、私の場合はどうなんでしょう？やはり、手術ではなくカイロや鍼灸などでの骨格を治せばいいのでしょうか？

日時： 2004/02/26 11:27

名前： 千駄木治療院>

みぃさん、こんにちは
千駄木治療院の宮下と申します。
その後具合はよくならないようですね。先生によって言うことが違うということは、結局のところ原因をはっきり把握していないということでしょう。また痛いときに無理に動かすと余計に痛みが出ますので、今の時点での筋力強化はお勧め出来ません。ヘルニアはひどくなると排尿障害を伴いますが、最初のご相談ではヘルニアはなくなっているということですので、それが事実なら心配はないと思います。
文面からの推測ではやはり筋、骨格系に問題があるような気がします。それがあるのか、ないのかを見極められるよい施術者が見つかれば、いいのですが、なかなかいないのが現状でしょう。しかし、そのままほっておいて治るという様子でもないようなので、慎重に探されてみてはどうでしょうか。技術がある人ならば、触診、視診などからある程度の推測ができますので、どうなっているのか、どう治療していくのかなどきちんと答えられるというのが最低条件でしょう。くれぐれもあいまいなところで施術を受けないようご注意ください。