椎間板ヘルニアと運動

椎間板ヘルニアと運動

日時： 2004/03/13 12:26

名前： ころころ

１５歳の娘の事でご相談します。去年の１２月に腰の痛みが起こり、整形外科でＭＲＩを撮った結果、椎間板ヘルニアと診断されました。(４番目と５番目の間が出ているそうです）１月になると痛みが右太ももの後ろからふくらはぎの方に移り、歩いたり立っている事もつらい状態でした。鎮痛剤を毎日服用しひどい時は座薬の痛み止めも併用し、それでも痛みがひどい為、硬膜外ブロック注射を１月にしてもらい少し痛みが良くなりました。が１週間ぐらいでまた痛みがひどくなり２月に２回目のブロック注射をしてもらい今は痛みも少なくなりました。痛む場所もふとももからふくらはぎにかけてではなく、腰に変わってきました。痛みの度合いもひどい時を１００とすると２０ぐらいになっています。お医者さんの指示により現在、鎮痛剤服用を続けていてコルセットをつけています。発症してから運動は控えていますが、まだ運動はしないほうが良いのでしょうか。どういう状態になれば普通に運動が出来るようになるのでしょうか。学校のほうから、体育を長期的に見学するようか、一時的な見学かによって授業の設定があるようで選択を迫られています。恐れ入りますがご意見をお願い致します。

日時： 2004/03/18 11:51

名前： げんき本舗治療院　羽山

一般的に鎮痛剤は、痛みを沈静化させてその間に症状の改善をみようというもので、直接治療するというものではありません。
できれば、骨格全体をみることのできる先生に診てもらう方がいいような気がします。
残念ながら、整形外科医には、骨格全体をみて注意される方は少ないように思いますし、その他の治療をされる方でも、本当に技術のあるところはきわめて限られますが、充分評判をお確かめになって、きちんと指導されるところに行かれることをお勧めします。

なお、多くの場合、お話のような症状では、姿勢不良が根底にあります。腰の後ろに丸くさせるような姿勢を続けておられることはないでしょうか。例えば、体育座り、足を伸ばして座る、あぐらをかくなど、これらは、全て腰を丸くさせ、ヘルニアの要因となります。また、いすに座るときも要注意で、浅く腰をかけ、尾骨がイスの座る面に近づくような座り方ですと、腰が丸くなります。
腰痛ナビでも書いているように、正しい姿勢は、悪化を防ぎ、また腰痛を改善させますので、その辺のところも注意される方がよろしいかと存じます。