鍼ってどこに刺すのが一番いいの？

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Re: 鍼ってどこに刺すのが一番いいの？ ( No.1 ) 日時： 2004/10/24 20:11 名前： げんき本舗治療院　羽山  <genkihonpo@nifty.com> 参照： http://genkihonpo.com 詳しく説明すると、ものすごく長くなりますので、思いっきりかいつまんで説明しますね。 鍼治療には、解剖学的或いは生理学的な見地から鍼をする場合と、東洋医学的見地から鍼をする場合があります。どちらか一方しかしない鍼灸師もいますし、どちらも採用している人もいます。 椎間板ヘルニアによる神経痛症状に解剖学的に刺すとすれば、神経の根本のある腰部、殿部や太ももの後ろといった坐骨神経の経路に刺します。これは、神経とその根本に刺し、神経の興奮を沈静化させ、また、周囲の炎症を取り、痛みを起こす回路を遮断しようというものです。 Re: 鍼ってどこに刺すのが一番いいの？ ( No.2 ) 日時： 2004/10/24 20:13 名前： げんき本舗治療院　羽山  <genkihonpo@nifty.com> 参照： http://genkihonpo.com 東洋医学的に刺すとすれば、これはその人の体質や今の身体の状況によって刺す部位が違ってきます。 例えば（あくまでも例えばで、本当はもっと複雑です）、夜間痛んで、普段は冷えがあって、足腰のだるさが強いというとき、脈を診て腎が弱いと判断すると、腎の気を強める鍼をします。この場合、下腹部、足首付近、腰部などに刺します（これも一例で本当はその人により変わります。なお、本当は特定の経穴に刺しますが、これを説明すると煩雑すぎるので省きます）。イライラがあって、夜眠れなく、顔がほてったり、頭痛があり、脈を診てピンピンと弦楽器の弦を触るように感じれば、肝の病証と判断します。その場合、膝の内側或いは足の甲、上腹部、頭部などに刺します。 これらは全て、経絡の流れ、気の流れを正常にするためのものです。滞っているところに刺してちゃんと流れる様にし、気が巡っていない場合は、よく流れるようにします。 その他、例えば、韓国で開発された手に鍼をする手法とか、中国で開発された頭に鍼をする手法とか、特殊なものもいくつかあり、鍼の先生によって使い分けます。 鍼灸師が10人いると10通りの方法があるといっても間違いないくらいで、鍼を刺す理論はとても複雑です。ちゃんと基礎のできている鍼灸師が見ると、たとえその人が行っていない方法でもなるほどと思えるのですが、一般の方が見てもその違いがなんなのか、説明をよく聞かないと、まずわからないでしょう。

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腰痛は様々な要因でおこります。自己判断はせず、「医師・専門家」の指示を仰ぎましょう。 (C) Management-start form April,2003 　サニーデイ.