腰痛ナビ 椎間板ヘルニアの勘所

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老齢の腰痛がなくなると

日時: 2004/11/06 21:23
名前: 腰痛男−2

腰痛の原因として、レントゲン写真から腰骨と臀部の間の軟骨?が減少して骨と骨が接触し神経を刺激すると「痛さ」を感じる‥‥‥とのことです。(臀部の右上に鈍痛、左上も時折に鈍痛、シビレは何処にもなし)治療法として、飲み薬2種とシップをもらい「そのうち、痛さはなくなります」と担当医の話でした。

3年位前に右の50肩痛でいろんな治療(薬、シップ、ハリ、マッサージなど)しましたがよくならず、諦めて何もしなくなって6ケ月経過、その頃からシビレもなくなり右手も前から後ろに回せるようになりました。肩痛からこの間約1年でした。この時も頸骨○番と×番の接触による診断でした。

質問の本旨が遅くなりましたが、「痛さがなくなる」とはその人(私)の躰で神経を刺激している箇所がどのようになるのでしょうか?、換言すれば‥‥‥
(1)軟骨?の新しいのができて神経を刺激しなくなる‥‥‥。
(2)痛い部分の神経が、繰り返しで麻痺し脳が痛さを感じなくなる‥‥‥。
(3)その他‥‥‥

今の私の腰痛治療の参考としますので、教えて下されば幸いです。又、通常の腰痛から車椅子を必要とする人になる事例はどんな場合なのでしょうか?‥‥‥

65才の男、身長168、体重58、やや下腹出ているが普通のつもり、タバコ・酒少々、机でのパソコン長時間あり。加齢とともに、起床時に躰のこわばりや腰痛(背骨の最下部)を感じていましたが、30分もすれば生活、仕事に意識して困ったことはありませんでした。

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Re: 老齢の腰痛がなくなると ( No.1 )
日時: 2004/11/06 21:33
名前: 腰痛男−2

スレッドの題名「老齢の腰痛がなくなると」は、脱字がありました。正確には「老齢の腰痛がなくなると‥‥」です。よろしくお願いします。
Re: 老齢の腰痛がなくなると ( No.2 )
日時: 2004/11/06 21:35
名前: 腰痛男−2

スレッドの題名「老齢の腰痛がなくなると」は、脱字がありました。正確には「老齢の腰痛がなくなるとは‥‥」です。再度の訂正です。よろしくお願いします。
Re: 老齢の腰痛がなくなると ( No.3 )
日時: 2004/11/08 11:53
名前: げんき本舗治療院 羽山  <genkihonpo@nifty.com>
参照: http://genkihonpo.com

年齢と共に、背骨の間にあるクッションの役目をする椎間板の水分含有量が減ってきます。その結果、隙間が狭くなります。同時に、骨自体にも変性が起き、ぶつかりやすくなります。しかし、加齢に伴う腰痛はこれだけではありません。
腰痛に限らず血流量が大きく減少すると、痛みが誘発されます。朝起きたときの腰の痛みや強ばりはこれに負うところが大きくあります。就寝時は腰部の血行が、目覚めているときに半分以下に減少します。加齢により血流量が元もと減っているところに就寝することにより更に減少するため、起床時の痛みとなります。しかしこの痛みは、動いていると、血流量の改善と共に和らいできます。

痛みは、身体の防御反応のひとつです。持続的な痛みがあると、脳はその周囲を更に防御しようとして、筋や靱帯などを強ばらせようとします。しかし、そのことが痛みを助長させてしまいます。痛みに対して適切な何らかの方法、鎮痛剤でもマッサージでも他の方法でもいいのですが、痛みの改善を図るとします。すると、その刺激が脳に伝わり、痛み周辺の防御を緩めようという指令が働きます。元々の原因が改善されていないにもかかわらず痛みが減少するのは、その、局所から脳への刺激、その刺激による脳から局所への指令が関係するのではないかと考えられています。(下に続く)
Re: 老齢の腰痛がなくなると ( No.4 )
日時: 2004/11/08 12:03
名前: げんき本舗治療院 羽山  <genkihonpo@nifty.com>
参照: http://genkihonpo.com

腰痛があり悪化し歩けなくなる場合の多くが、椎間板ヘルニアです。椎間板ヘルニアは、椎間板内の圧力が高まり、圧の逃げる場所に、その中身が飛び出してしまうもので、飛び出す場所が構造的に、脊髄神経のある部位に一致します。その結果神経に当たり、腰痛と共に、その神経が走行する足の痛みや痺れに変化します。しかしその圧迫が強くなると、下肢の筋のマヒが起きたり、或いは激烈な痛みが起きたりします。また、糖尿病などがその症状を強くさせます。筋麻痺や強度の痛みの場合、動くことが非常に困難となり、多くの場合手術の対象となります。

ヘルニアを防ぐには、不良姿勢を取らないことです。腰部椎間板ヘルニアのほとんどが、腰を丸くする姿勢にあります。どんなにいい治療を受けても、姿勢を直さなければなかなかよくなりませんし、また良くなっても再発の危険性が大きくあります。

なお、五十肩と頸椎の障害は別のものです。恐らくは同時に起こったものと思われます。痺れは五十肩では起きません。或いは五十肩と思えても実は肩関節には問題がなかったのかもしれません。
Re: 老齢の腰痛がなくなると ( No.5 )
日時: 2004/11/08 21:49
名前: 腰痛男−2

>元々の原因が改善されていないにもかかわらず痛みが減少するのは、その、局所から脳への刺激、その刺激による脳から局所への指令が関係するのではないかと考えられています

大変勉強になりました。今の担当医の治療方法で暫く努力してみます。その他も参考となりました。ありがとうございました。又、よろしくお願いします。

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