腰痛ナビ 椎間板ヘルニアの勘所

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腰椎不安定症の寛解とその期間??

日時: 2005/06/15 20:30
名前: EEE 23歳看護師

 はじめまして。このサイトは初めて拝見いたしましたが、自分と同じような若い人でも腰痛で悩んでいる方がたくさんいると知り、自分だけではないと励まされる思いです。
 早速なのですが、分からないことがあります。質問に答えていただければ幸いです。最近、腰椎不安定症と診断され治療中なのですが、この先どうなるのか不安におもっています。現病歴を説明しますので、適切な治療方法とこの先の見通しをアドバイスしていただけないでしょうか。看護師なので、できれば専門用語で御説明いただいた方が分かりやすいです。よろしくお願いします。
 23歳、看護師3年目、入職当時から内科病棟で高齢者が多く、身体介助が比較的多いところです。働き始めてから、介護が多い部屋を担当することが多く、腰痛が起きるようになりました。当初は夜寝て休めば痛みはなくなっていたので、疲労性のものだと、あまり気にしていませんでした。しかし、H17年4月末頃から寝ても取れない腰痛が起きるようになり、ボルタレンSP、ロキソニンを使ってみましたが、効果がありませんでした。それに伴い、5月初旬から左下肢に痺れが起きるようになり(部位は大腿・下腿外側、親指、左下肢全体が重い感じが伴っていました)、5月9日に整形外科を受診したところ、6方向のX線写真撮影にてL4&5腰椎不安定症(腹部側の椎間板がつぶれていました。WBC9900、CRPは未測定)と診断されました。軟性コルセットを作り、ノイロトロピンを3回ivしました。痛いけど、日常生活には支障は出ていない程度と上司に伝え、コルセットをしながらセルタッチを貼用して、仕事はそのまま続けていました。腰痛は眠れないほどではなく、前かがみの時(移動介助やベッド上での処置の時)に痛みが増す程度になっていました。
 

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Re: 腰椎不安定症の寛解とその期間?? ( No.1 )
日時: 2005/06/15 21:22
名前: EEE 23歳看護師

(続きです)
当院に麻酔科があるので、5月30日に受診しました。脊椎の左側から、大腰筋溝ブロック(シリンジ2本分くらい?量は不明)と左下肢の針治療をし、その日のうちから痺れはほとんどとれました。なるべく介護の少ない部屋を担当できるように調整してもらっていますが、6月9日から14日まで6日勤をしつつ、その後0時くらいまで勉強して寝るという生活をしたところ(ほとんど介護はしていません)、左下肢の痺れと痛みが増強、今までの部位に大腿正面と足底部中足骨のあたりの痺れが加わり、時々右下肢も痺れるようになりました。立位、椅子座位で15分程いると腰痛が増強して辛いという状況になりました。
 そのため、本日6月15日午前中に麻酔科を受診しました。大腿正面はL4&5の典型的な場所ではない、神経周囲に腫瘍などがないか調べた方がいいとのことで、C10〜L5あたりまでのCT撮影をしたところ、問題はありませんでした。(MRIは当院になく撮影していません。症状からヘルニアではないだろうとのことです)再び大腰筋溝ブロックをしてもらい、痺れは軽減しましたが、前回ほどの軽減はありません。別の整形外科にもう一度受診した方がいいか、麻酔科のDrも迷っているところで、あと1ヶ月様子を見ましょうと言われました。
Re: 腰椎不安定症の寛解とその期間?? ( No.2 )
日時: 2005/06/15 21:23
名前: EEE 23歳看護師

(また続きです)
 現在、実家から車で3時間ほど離れた土地でひとり暮らしをしているので、仕事をやめたり、経済的に夜勤をしないようにはできません。現在私は、この病気は椎間板がつぶれていることで脊椎がグラグラ状態、そのために神経に触っているので、症状が出たときに対症療法をしていくのと、腹筋の強化をしていくしか方法はないととらえています。しかし、おおもとの神経や椎間板が、このまま仕事を続けていくこと(負担がかかること)でどのように悪化していくのか、イメージがついていないので、仕事を続けていていいものか、どうなってしまうのかと思い不安に感じています。将来、妊娠・出産する時の不安もあります。今の病院を辞めて、実家に帰り家事の負担だけでも減らした方がいいのか、とも悩んでいます。病気の展開がみえれば、先のことも考えやすくなります。長い文章になってしまいましたが、詳しいほうが分かり易いと思い書きました。先生方、どうかお教えください。又、看護師、介護士等で腰椎不安定症と診断された方、仕事や日常生活で変化したこと、変えざるを得なかったことなど、お教えいただければ嬉しいです。宜しくお願いしたします。
Re: 腰椎不安定症の寛解とその期間?? ( No.3 )
日時: 2005/06/16 09:35
名前: 北條カイロプラクティック   <hojochiro@pop06.odn.ne.jp>
参照: http://www2.odn.ne.jp/hojochiro

EEE 23歳看護士さん
 初めまして。北條カイロプラクティックの岸本と申します。少しでもお役に立てればと思いメールしました。X線の画像を6方向で撮られており、その判断から椎間板が潰れているとの記載がありました。潰れの度合いは文面からはわかりませんが、前面が潰れるということは、椎間板の特性によって椎間板内の圧力は後方にかかることになります。それによって椎間板ヘルニアのように椎間板自体の変性から、その付近を通る神経の圧迫などによって痺れなどのような神経症状が出る可能性があります。また、MRIでなくCTの撮影をされたということですが、CTはX線を使用した断層写真ですから、その特性からですと椎間板などの評価がされにくいものと思います。痛みの起こり方や領域を考えますと、椎間板ヘルニアなどの可能性も疑われますから鑑別診断として、一度MRIを撮影されることをお勧めします。結局、原因がつかめて初めてその原因に対する治療が出来るわけですから。十分な返答ではないかもしれませんが、お大事になさって下さい。
Re: 腰椎不安定症の寛解とその期間?? ( No.4 )
日時: 2005/06/30 15:55
名前: 日本脊椎脊髄病学会 指導医

北條カイロプラクティックの岸本さんのいうとおりです。
Re: 腰椎不安定症の寛解とその期間?? ( No.5 )
日時: 2005/10/18 15:44
名前: chris

私は一ヶ月ほど前に仕事で重い荷物を運んでから腰痛になり、整骨院に通い電気治療をしていましたが
腰周りの筋肉の痛みはとれたのですが、最近では背骨を中心に特に左側が、時によりじゅくじゅくと痛むようになり、ずっと立っていると左腿にもが張ったような違和感があります。一日のうちで痛い時間と痛くない時間があったりします。特に押して痛い所や姿勢によって激痛になることもありません。仕事で立ち続けていると辛くなってくるという感じです。先日もこのサイトを閲覧していて、やはり一度整形外科で診てもらおうと受診し、まず横になり足を上げたりの軽い検査をしたのち(この時点ではどんな動作をしても特に痛みは無し)X線撮影をしたところ、横向きで寝て体を丸めた状態で撮った写真から、4番から5番の椎間板が、この姿勢の時は普通なら少し狭くなるのに、私のは開いたままということでこれが腰痛の原因で、病名をつけるとしたら腰椎不安定症とのことでした。常に違和感はありますが、痛みが継続するわけでもないし、まだ比較的軽い方らしいのですが、これ以上良くなるというか治る見込みは無く、将来的には狭窄症になる可能性もあるとのことでした。対処法としては徹底して体重管理をし、増やさないこと(現在は平均体重)と、痛みを和らげるという意味では整骨院での温熱や電気療法は効果的なので続けるのは良いそうです。あとは腰に負担をかけずに腹筋背筋を鍛えられる水泳が良いと言われました。だだ、日常生活の中でしてはいけない動作や、体操など細かいことまで聞いてくるのを忘れたのでそのあたりのことを教えていただければと思います。あと、今回私の症状から医師の口からヘルニアという言葉は出なかったのですが不安定症というのはヘルニアよりはよいほうなのでしょうか?ご回答をお願いいたします。また、EEE23歳看護師さんにとって少しでも参考になれば幸いです。
Re: 腰椎不安定症の寛解とその期間?? ( No.6 )
日時: 2005/10/18 15:57
名前: chris

思い出したので、追加させていただきますが、X線写真は仰向け正面や体を丸めて横向きや斜めからなど六枚とりましたが異常が見られるのは横向きで丸めた状態のものだけで、椎間板が潰れているということは言われませんでした。治療法はないので様子をみて足が痛くなったり、しびれるなどしてきたらMRIを撮りますとのことでした。ほんとうに少しでも良くなったり治ったりする可能性は全くないのでしょうか?
Re: 腰椎不安定症の寛解とその期間?? ( No.7 )
日時: 2005/10/18 16:31
名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス  <tcokobe@yahoo.co.jp>
参照: http://tco-kobe.net/

脊椎が一番安定する状態は、椎間板に正常な圧力が加わっている時です。
日々の不良姿勢や、それらから来る骨格の歪み等によってアンバランスになるのを、腰椎不安定症と言います。
椎間板に対し一定以上の不均等な圧力が加わると、椎間板を圧迫し椎間から押し出されるのが、椎間板ヘルニアと言います。
椎間板ヘルニアの診断には一定の検査結果が必要です。
足挙げの検査は、椎間板ヘルニアの患者さんですと挙がらなかったり、挙げにくかったりします。
又、レントゲン画像では、椎間板が飛び出しているのが写ります。(一部写らないヘルニアもあります)
足が挙がり、画像にも写っていないので、椎間板ヘルニアの診断名を付けれなかったのだと思います。
腰椎不安定症から椎間板ヘルニアや狭窄症へと移行する可能性は十分にあります。
体重を増やさない事、温熱や電気療法は、悪化を防ぐ方法の一つだとは思います。
腹筋背筋を鍛える事や、水泳をするのも悪化を防ぐ一つに方法だとは思います。
ただ、闇雲に鍛えたり、泳げば良いと言うものではありません。
素人判断での筋トレや水泳は、時として悪化してしまう可能性もあります。
ちなみに、当院には、ボディービルダーや水泳選手が腰痛で来られておりますので、腹筋背筋を鍛える事や、水泳をする事が必ず腰に良いとは言い切れません。
筋トレ・水泳・体操等、専門家の下で行われる事をお薦めします。
Re: 腰椎不安定症の寛解とその期間?? ( No.8 )
日時: 2005/10/18 16:35
名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス  <tcokobe@yahoo.co.jp>
参照: http://tco-kobe.net/

つづき
体重を増やさない事、腹筋背筋を鍛える、水泳は全て悪化を防ぐ予防であって治療ではありません。
又、温熱や電気療法は、積極的な療法とは思えません。
予防と治療は違います。
お体を拝見しておりませんのであくまでも文面からの推測ですが、骨盤や腰椎のバランスを整えれば改善出来るかと思います。
治療法が無いのは、医師による治療法が無いと言うだけです。
カイロ・整体・鍼灸等の手技療法の院へ行かれるのも手だと思いますよ。
医師になくて手技療法家に治療法があるのかは、症状に対する理論が違うからです。

日々の姿勢ですが、身長を高く見せる姿勢で立つ・座高を高く見せる姿勢で座る(腰を後ろに丸めて座らない)

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