Re: 腰椎骨折について ( No.1 ) |
- 日時: 2005/09/06 15:27
- 名前: 愉和 清水 <ryu-s@mbd.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.yuwa-seitai.net/
- 骨折の状態、またその後の快復状況によって経過はさまざまですので、実際にお体を拝見しない内に予後を判断するのは無責任になってしまいます。
ただ、腹筋を鍛えるという考えは、背骨を囲む筋肉を天然のコルセットにしようという考えのようです。 バランスがとれていない前にどれだけ鍛えても、あまり意味はないように思えます。 また、腹筋をおこなう行為が辛いものであれば、いまはするべきではないと考えます。
さてモリさんのケースは日頃の体の使い方とは別の(この部分もあるかもしれませんが)、多くは外的要因によるものと思われますので、事故後のアンバランスをバランスのとれたものにすることがまず大切かと思います。 これがひとつ。
また、骨や筋肉が細胞レベルでは快復しても、症状が残るケースは多々あります。
それは、事故時の衝撃が体に残っていると考えられますので、その「衝撃の解放」をしてあげること、これがひとつ。 このふたつが大切かと思います。
で、その衝撃は必ずしも患部に残っているとは限りません。 そのあたりを見極める目を持った先生にかかると、快復は望めるのではないかと思います。
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Re: 腰椎骨折について ( No.2 ) |
- 日時: 2005/09/06 16:06
- 名前: モリ <moxgin@hotmail.co.jp>
- 愉和 清水 さまお返事ありがとうございます。
ところで「衝撃の解放」とあるのですがその衝撃とはどういうことなんでしょうか?説明していただけないでしょうか、お願いします。
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Re: 腰椎骨折について ( No.3 ) |
- 日時: 2005/09/07 08:41
- 名前: 愉和 清水 <ryu-s@mbd.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.yuwa-seitai.net/
- 「衝撃の解放」これは、医学の世界にはない概念です。
日々、生体(心身)にはさまざまな衝撃(ストレス)がかかります。 すぐに自然に解放できるものもあればそうでないもの、あるいは奥に内攻してしまうもの、色々あります。
これは、体だけではなく、心にもかかります。
たとえば好きな娘にふられた若者が、海へ行って、「海なんて大ッ嫌いダー」と叫んだりする青春ドラマがありましたが、これもストレスという衝撃を解放しようとする、生体の自然な反応による「解放」ですネ。 また、性的虐待を受けた方などは、そのトラウマが衝撃となって内攻し、成長してからも異性に心を開けなくなったりします。 これは、その衝撃が内攻し、解放できない状態なのです。
打撲や骨折など、衝撃のあった部分は、骨や筋肉などの組織は元通りになっても衝撃が凝結となって残り、痛みや違和感が残ったりすることがあります。
衝撃が起こったとき、その部分には当然ストレスがかかりますが、生体は衝撃を逃そうとして、分散しようとしますが、衝撃が大きい場合、どうしても関節などの複雑な組織部分に残ってしまいがちになります。
また、ズレた骨を外的な力で元へ戻しても、症状が改善しないことがありますが、これも元々の衝撃が残っているためと考えられます。
しかしたとえばそのズレた骨を、さらにズレる方向へちょっと手を当ててうながしてあげますと、ズレる方向へと患部がうねり出し、うねりながら元へ戻っていくということがあります。 この、患部がうねっていることそのものが、解放を自然な形で起こしている姿そのものなのです。
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Re: 腰椎骨折について ( No.4 ) |
- 日時: 2005/09/07 08:45
- 名前: 愉和 清水 <ryu-s@mbd.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.yuwa-seitai.net/
- 機械に手をはさみ、指にひどいケガをした方が、組織は快復してもまだ痛みがずっと残っているとき、その衝撃を解放してあげますと、痛みもなくなったりします。
スポーツや格闘技などで傷めた部分なども、非常に早く回復します。
ひとつ言えることは、生体は、常によくなろうとしていますので、なにもしなくとも自然に「つかえたもの(衝撃など)」を解放しようとしているということです。 しかし衝撃が強すぎた場合、またバランスが崩れて「つかえ」がある場合など、うまく解放できない場合があります。
患部にふれれば、そこがどのような反応をしようとしているか(解放しようとしているか)はわかります。 そして、たとえば上記のように、生体の望む解放を介助してあげますと、調整とともに解放も起こります。
ただこれは、反応がどのようで、いかなる質のものであるか、どの方向へ向かっているのか、どのように介助、鼓舞をすればよいかなど、それらを見極めることのできる、限られた人だけがおこない得るものではありません。 ホントは多かれ少なかれ、誰でもやっていることです。 一般の方がおこなうにも方法は簡単で、ただ手を当てるだけです。 このとき、手を当てる人も、当てられる人も心地のよい状態でいるべきです。 「治そう」とかいう邪心も捨て、ただ感じるままに当てるわけです。
気づいてみれば、けっこうやわらいでいるかもしれません。
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Re: 腰椎骨折について ( No.5 ) |
- 日時: 2005/09/07 08:47
- 名前: 愉和 清水 <ryu-s@mbd.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.yuwa-seitai.net/
- バランスをとってゆくのも、衝撃を解放するのも、ホントは生体が自然におこなっていることです。
悪いものを食べて下痢をするのも、伸びをしながらあくびをするのも、余剰エネルギーを解放(排泄)しようとして風邪を引いて熱を出すのも、すべて自然のなかでおこなわれる調整作用なのです。 ですから、その自然の調整の勢いをちょっとうながしてあげますと、勝手によくなっていってしまいます。 プロは、それを的確に精妙に見極め、すべて理に適った自然の流れのなかで、必要なことだけをおこなうことのできる者であると考えます。 (ただ療法の考えは様々ですので、これは個別の私の立処であり、すべてがこのようでなければいけないとは考えません)
「衝撃の解放」とは、定量化したデータとして示すことのできないものですので、説明も難しいのですが、なんとなくわかりましたでしょうか?
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Re: 腰椎骨折について ( No.6 ) |
- 日時: 2005/09/07 11:52
- 名前: モリ <moxgin@hotmail.co.jp>
- ご返答ありがとうございます。言葉で言うのは難しいですが「衝撃の解放」ちょっとわかった気がします。人の体ってすごいですねぇ、ちょっとびっくりです。さっそく手をあててみます
ほんとうにありがとうございました。また、質問するかもしれませんが、よろしくお願いします。
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Re: 腰椎骨折について ( No.7 ) |
- 日時: 2005/09/07 17:53
- 名前: 愉和 清水 <ryu-s@mbd.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.yuwa-seitai.net/
- 私は、一番の健康法は、体にまかせることだと考えてます。
体のはたらきを無視して、熱をムリやり下げたり、症状を止めたり、知識やアタマで不自然なことをすることから、おかしいことになってしまうことが多いのです。
ところでまずは、腰椎の4番、ちょうど背中のウエストの真ん中あたりに手を当ててもらうのがよいと思います。
手を当てる方も、当てている感覚を味わいながらがよいでしょう。 で、なにか動きを感じたり、変化する感じがあるかもしれません。 そのときは、その変化にまかせ、ただついていく感じにしてください。
これも、長くやればよいというものでもなく、両者心地よい感じがある間だけ、手を当てていればよいと思います。
そして、ぜひ効果があってもなくても報告をしていただきたいと思います。 あれば他の方もこれを共有できますし、なければまたお伝えできることがあるかもしれないからです。
どこへ行ってもよくならない、医師からはもう治らないと言われた症状でも、体の言い分を聞き、さまざま解放してあげますと、しばしばあっさりよくなってしまいますし、驚かれたりします。
でも、私が治したなどとは思いません。 もともとからだが素晴らしいのだということを、実感するのみです。 からだは、信頼するに足るものだということです。
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Re: 腰椎骨折について ( No.8 ) |
- 日時: 2005/09/15 14:32
- 名前: モリ <moxgin@hotmail.co.jp>
- こんにちは、久ぶりです。
大分腰よくなってきたような感じがします。腰にてをあててるのですが、あんまりわからないです。でも中で筋肉と骨が動いてるなーとかあったかいかも、とかいったのは感じられます。あと長いことやったら蒸れてきますね、気持ちよくもなくなることが判明。時間は時と場合によります。今のところはこんな感じです。また報告します。
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Re: 腰椎骨折について ( No.9 ) |
- 日時: 2005/09/15 18:31
- 名前: やまだ
- はじめのRe:が清水先生で大正解でしたね。
自己治癒能力は本当に素晴らしいものです。 強制的に骨盤等を修正しようとする治療者が増えてきて いますので、注意してください。
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Re: 腰椎骨折について ( No.10 ) |
- 日時: 2005/09/15 19:05
- 名前: モリ <moxgin@hotmail.co.jp>
- やまださん マジですか!
それはうれしいこと限りないです。 ありがとうございます。
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