Re: 腰椎椎間板ヘルニアです・・・ ( No.1 ) |
- 日時: 2005/09/15 12:21
- 名前: マキノカイロプラクティック <makino-c.p.o@crux.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.annaiban.net/202/makino/
- まず、ペインクリニックとは、麻酔科が痛みをコントロールすることを目的としている機関です。
ということは、痛みを減らしたり、感じなくすることをして、今の状態を付き合っていこうということであり たとえ、ヘルニアが原因であったとしても、そのヘルニアを治そうという方向性とは、離れていきます。
次に、整形外科ですが 基本的に、診断の手順・機械・方法、また病名の判断はペインクリニックも、整形外科の診断方法を基準としているはずですので おそらく、整形外科に変わったとして、同様の診断を下される可能性は高いでしょう
また、他のスレッドを見ていただくとわかりますが、その後の治療に関しても、 整形外科でも、神経ブロック注射・電気等は同じで、牽引やリハビリ、体操の指導などが増えることくらいだと思います。 最後に、手術という手段があるというのが特徴であることです。
整骨院・接骨院に関しては、保険を使えるということがメリットであるということが特徴的ですが 彼ら柔道整復師には、ヘルニアなどの慢性的な疾患に対しての治療法よりも、急性の捻挫・打撲・脱臼などの対処が主です
中には、マッサージ・指圧・鍼などのほか、カイロ・オステオパシーなどの、手技療法を一部に取り入れているところもありますが 痛みへの、基本的なアプローチとしては、温熱・低周波・電気などが一般的で、整形外科のリハビリルーム状態です
治療の経験から、たくさんのひろみさんのような方々を診てきていますが、 今書いたようなこと・場所を、めぐりめぐってその後に、私どものところに来られるのが、ほとんどです
患者さん側に立って、考えた場合
遠回りをするのはもったいないですし、今、毎日痛みのあるまま無理をしているのは、腰の状態を悪化させることになりますし すでに傾き始めているほど、腰が不安定に成ってきているはずです。
ひろみさん本人が一生懸命で、がんばっているのにもかかわらず いたずらに、時間をかけて、何の解決にもなく、時間だけが経過していることが、とても、悲しいです
学生時代に、腰を強打したことで、腰〜骨盤の角度を変えてしまったためと思われます それが、時間とともに、少しずつ腰を痛める原因になり、今、坐骨神経痛のような症状を出しているはずです。 (家の柱が傾いてきていても、いつものことだからと放っておくと、いつか家は崩壊しますね)
今、病院では、腰痛⇒イコール⇒ヘルニアという考えだけで、診断・治療を行うため
ここまで苦しんでいる、ひろみさんの腰痛を、中程度のヘルニアとして、片付けてしまっている限り この腰痛を、積極的に治そうとしていないと、考えてしまいます
長文になり、申し訳ありません
強打したときに起きたであろう、骨盤もしくは、腰のズレ・ゆがみなど これを元に戻さないと、治らないと思いますし 逆に、この原因を、確実に治せる治療に出会えれば、まだ、治せる状態であると思います
できるだけはやく、本当に治せるところで、治療を受けていただきたいです
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Re: 腰椎椎間板ヘルニアです・・・ ( No.2 ) |
- 日時: 2005/09/16 23:08
- 名前: ひろみ
- マキノカイロプラクティック様
大変丁寧に説明頂きありがとうございました。 優しい言葉がとてもうれしいです。 ペインクリニックには10日程行ってません。 なんとなく行っても行かなくても同じような気がして疑問を感じ始めていました。 今日も仕事中とてもつらく、早くこの痛みから解放されたいという気持ちでいっぱいです。 自宅から近ければ是非先生の所へ行きたかったです・・・。 近所でいい所を探してみたいと思います。 ありがとうございました。
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Re: 腰椎椎間板ヘルニアです・・・ ( No.3 ) |
- 日時: 2005/09/17 08:54
- 名前: マキノカイロプラクティック <makino-c.p.o@crux.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.annaiban.net/202/makino/
- そう言っていただいてうれしいです
ありがとうございます
どうしてもわからない場合、わかる範囲なら調べますので、連絡ください
ただ…、
ひろみさんの腰痛の原因は、おそらく、学生時代の強打であると考えられ はっきりとした原因、本当の原因が、初めから「わかっている」タイプの腰痛です
痛みを出している腰の悪い角度の部位を、確実に戻して取り去りさえすれば その後、じわじわと炎症がひいてきて、普通の生活には戻れると、想像できます
極端に言うと、ぶつけた形・方向が、わかっていて
それを、確実に戻す技術があり、その施術を「数回だけ」でも受けらるならば まったく、違う状態…今より、『はるかに、良い状態』に持っていけます。
伝える表現が難しいのですが…
例えるならば、「ナイフの刺さった傷口」があると想像してください。
ある病院では、ナイフをそのままにしたまま、傷口に消毒液を、毎日塗ってます。
もうひとつの病院では、まずはじめに、ナイフを抜いてから 傷口を、丁寧に消毒しておきました。
…どちらが、早く治ると思いますか?
ナイフさえなくなれば、放っておいても、傷口は勝手に回復します。 もちろん、はじめからナイフを抜いてはいけない傷もあります(骨折による腰痛や、悪化したヘルニアなど)
しかし、ひろみさんの場合は、前者のナイフ(はじめの原因)を、とることが、最短手段であると思います
ナイフを抜く技術も、正確に、スッと抜く技術があれば、傷口を広げません
しかし、ナイフをスッと抜く技術がなく、抜こうとした場合、グリグリと傷口を深めますし ナイフを抜かず、消毒液・薬を塗り続けても、動かすだけで、傷が痛み・深くなります・・・なかなか治らないですね
私の見解になりますが…
今の、ひろみさんのケースは、近所の普通の治療のところに、100回通うよりも 確実に原因を取れるところで、はじめに数回、治療を受けておくことが、その後の経過を大きく変えるはずです
いま一度、
近い、通い易いなどを頭から離して まずはじめに、数回だけでもいいので、正確、理論的に施術できる治療を受けたほうが、 近道になる、腰痛のタイプではないか
だらだらと、継続するだけが、治療ではありません(もちろんそれが良いタイプの痛みもあります) 短くても、濃い内容の治療を受けておいて、その後、一般的な治療を受けていくのもひとつの方法です
たとえば、地盤のゆるいところに立つ家が、傾いてきて、あちこちでガタガタと、調子が悪いとしたら
そのつど、扉、窓、柱の傾きなど、チョコチョコと治すのも手ですが、キリがありません はじめに、地面を固めて水平にしておいてから、その後、家の中を修復した方が効率的です
ひろみさんの腰痛は、このパターンであると見ています 今後の治療について、ゆっくりと考えてみてください
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