Re: どうか教えてください。 ( No.1 ) |
- 日時: 2005/09/17 21:18
- 名前: 愉和 清水 <ryu-s@mbd.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.yuwa-seitai.net/
- お話、しかとうかがいました。
文面から、アンバランスがあるのは諒解できるのですが、ではなぜそんなにも、、ということになります。
腰痛が発症したのは去年とのことですが、肩こりは以前からあった・・、で、もっと前には、椅子に座っているだけで尾骨に痛みもあった。。。
拝読して、今回の腰痛の布石は、ずっと以前からあったというふうに推測いたします。
私の診た方のなかには、出産時の状況や、不適切な取りあげ方によるダメージが原因で(バーストラウマと言います)幼い頃からずっと同じ症状で悩んでいるという方がおられます。 丁寧にからだを診ていきますと、そうであるかどうかは、ほぼわかります。
あこさんがそういった原因によるものかどうかは即断は避けますが、もしもそのようであるとしましたら、、、
患部をどうにかしようとしたり、単に電気をかけたり、骨を動かしたり、ほぐしたりしてもムズカシイかもしれません。 この世での最初の衝撃を、解放してあげなければなりません。
どのような状況にも言えることなのですが、表出している症状だけにとらわれた治療は、却ってバランスを崩したりします。 トータルのバランスを視野に入れつつ、からだにかかった衝撃を解放してあげることが大切だと思います。
あこさんのような症状は、診ることがありますので、内臓系の問題はないと思いますが、ただ、実際におからだを拝見したわけではありませんので、もしご心配であれば、安心のために検査をしておいてよいと思います。
できましたら、ウデのよい治療家に・・という感じですが、少なくとも看板だけを見るのではなく、できれば抜きん出た治療家を探す手間を惜しまないようにしていただければと思います。
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Re: どうか教えてください。 ( No.2 ) |
- 日時: 2005/09/18 15:40
- 名前: あこ
- 愉和先生ご丁寧なアドバイスをありがとうございました。 今まで数々の病院へ行って行って参りましたが、一番参考になったと思います。 これから頑張ってまた治療していこうという希望がわいてきました!
一番最初に体に受けた衝撃というものを考えてみたのですが、思いあたることがありました。 それは幼い頃に坂道をふざけて走り回っていた時のこと、ものすごい勢いで転んで顎からコンクリートに打ち付けられたことがありました。その衝撃で舌をかんでしまいし手術までしたほどでした。その時にもう頚椎から脊髄にかけてやられていたのかもしれません。。あと頭も何度も打つようなおてんばでした。
実際今見える体の変化としましては、ウエスト部分のくびれ具合が左右ちがいがすごくあるということです。これもきっと何かバランスと関係があるんでしょうか。
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Re: どうか教えてください。 ( No.3 ) |
- 日時: 2005/09/18 22:48
- 名前: 愉和 清水 <ryu-s@mbd.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.yuwa-seitai.net/
- 参考にしていただければ、幸いです。
ときに、操法を行いながら、あこさんのように段々と思い出す方は、多いです。 打撲の影響というのは、広く知られているよりも大きいものですが、転んだときの衝撃で、「やられた」というふうにはお考えにならないでよいと思います。
ムチウチなどもそうですが、「あっ!ムチウチだ!」と思ってしまうと、物理的にはムチウチでなくとも、ムチウチの症状が出たりします。
もちろん実際に診てみませんとわかりませんが、通常、打撲はあっても、損傷とは別のものとお考えになって宜しいと思います。
その、打撲のショックがどこかに残っているのを、解放してあげることが大切です。
ただこれは、からだの言い分、どこにつっかえてるものがあるのか、どうなろうとしているかを読めないと、なかなか難しいかもしれません。
ウエストのくびれ具合の左右の差は、腸骨の左右の開閉の状態や、肋骨の左右のバランスなど、様々な原因が考えられますが、、、
大切なのは、それは原因ではなく、結果なのだということです。 したがって最初に骨盤を力で動かすようなことは望ましくありません。
やたらに力任せに外から矯正しようという先生もおられますので、とにかく慎重に、間違いのない選択をしていただきたいと思います。
からだを読み、適切な調整をした結果、自然に骨盤のバランスがとれるということが大切です。
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Re: どうか教えてください。 ( No.4 ) |
- 日時: 2005/09/20 02:57
- 名前: あこ
- 愉和先生、いつもありがとうございます。 とても参考になりました。
ウエストの左右のくびれには様々な原因があったんですね。 私は何も知らないので、危うくボキっと骨盤を無理やりまたずらして治してしまえば完治するものではないのかと考えてしまっておりました。
このまま自分の判断で色々な方法を取るより、もう一度病院で検査をし確実な結果を出し、信頼のおける先生に診てもらうことが一番だと実感いたしました。 ありがとうございます。 頑張ります! あこ
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Re: どうか教えてください。 ( No.5 ) |
- 日時: 2005/09/20 19:54
- 名前: 愉和 清水 <ryu-s@mbd.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.yuwa-seitai.net/
- あこさんのようなレスポンスを送ってくださる方は、症状がどうあれ、克服する力をお持ちだと思います。
ときに病院の検査では(レントゲン、MRIなど)、確実に変異のおこっている場所は特定できると思います。
ただ、それに対するアプローチというのは、湿布や牽引、痛み止めなどの対症療法に終始するのが大勢です。
もしも変異の部位が特定できたとしましても、それはあくまで結果のものであり、それまでの経緯による原因にアプローチする方が確実であり、早道です。
仮にあこさんの骨盤にアンバランスがあるとしまして、そのアンバランスも、やはり結果なのです。 結果に対して、骨盤をムリヤリ動かしても、解決にはなりにくいです。
また、骨盤は女性にとっては非常にデリケートで大切なところです。 見た目だけで判断して、急激な力で変えようとする施術は、私から見ますと怖くて仕方ありません。
あこさんのような症状の方は、病院よりも手技療法の範疇に入るというふうに思うのですが、 先にも述べましたように、闇雲な治療院では改善はおぼつかず、ヘタをすると悪化することもありますので、注意が必要です。
それと、もしも数回通っても、なにがしかの変化を感じられなければ、おやめになるべきです。
打撲などの衝撃の解放ということも申し上げましたが、これは、それと意識はしていなくとも、精確にからだを診る先生であれば、多かれ少なかれ、おこなっていることと思います。
ぜひ、間違いのない選択をしていただければと思います。
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