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分からないんです

日時: 2005/10/31 15:25
名前: ま〜

お友達がヘルニアで現在安静中です。
このまま良くならなかったら、手術といわれているそうです。
腰痛は2,3年前からあって、最近(6月頃から)は酷くなって歩けなくなったりが度重なり、先日救急車で運ばれました。それまでは、病院で治療してもらって(針治療含む)だましだましやってきていました。
色々ネットで見てみると、手術は最終手段のように書いてあります。そんなにヘルニアの手術はリスクがあるものなのでしょうか?そして、お友達は手術が必要なのでしょうか?

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Re: 分からないんです ( No.1 )
日時: 2005/11/01 19:38
名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス  <tcokobe@yahoo.co.jp>
参照: http://tco-kobe.net/

このまま良くならなかった手術と言われたと言う事は、緊急に手術をする必要がないと言う事です。
つまり、他の方法でも改善する可能性があると捉えられます。

私的にも手術は最終手段だと考え、排尿障害や自力歩行の困難な場合でなければ必要ないと考えます。
当院にも、手術をされた方が再発と言う形で多く来られます。
手術をしても100%の改善が望めない、また再発する場合もあるからなのです。
ヘルニアとは、椎間板が飛び出し神経等を圧迫する事を言い、飛び出した椎間板を取り除くのが手術です。
飛び出した椎間板を手術によって取り除いても、椎間板が飛び出す原因が残っていれば再び飛び出してしまう可能性があるのです。
歯磨きの原理と同じで、お尻から押す(椎間板が飛び出す原因)事によって歯磨き粉(椎間板)が押し出されます。(これがヘルニア)
押し出された歯磨き粉を歯ブラシに取っても(手術)次に歯磨きをする時、また押すと歯磨き粉は出てきます。
お尻から押す(椎間板が飛び出す原因)事を無くさなければ、あるだけ出てきます。

つづく
Re: 分からないんです ( No.2 )
日時: 2005/11/02 08:51
名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス  <tcokobe@yahoo.co.jp>
参照: http://tco-kobe.net/

カイロや整体や鍼灸等の手技療法は、その椎間板が飛び出す原因を取り除く療法です。
ただ、全てのヘルニアが手技療法で改善するとは限らず、排尿障害や自力歩行の困難な場合は、それにあたります。
当院での改善率として、手術経験のある方の方が改善するのに時間を要します。
また、手術経験のある方のお体は、メスが入っている為ニュートラル状態ではありませんので、100%改善されない方が居られます。
リスクと言うより、歪んだ骨格のままであれば、ヘルニアの再発もありますし、ヘルニア以外の症状を覚える場合もあります。
根本からの改善が良いかと思います。
お友達が要手術かどうかはお体を拝見しておりませんの断言は出来ません。
ただ、排尿障害や自力歩行の困難がなければ、一度手技療法を試されるのも手だと思います。
Re: 分からないんです ( No.3 )
日時: 2005/11/04 16:23
名前: ま〜

分かりやすい解説ありがとうございます。
友人も検査の結果、手術はしないことになりました。
手術をした方が100%の改善が難しいとは・・・難解な病ですね。腰椎は神経がたくさん集まっているから、手術は危険だとかの話も聞いていたので、本当に安心しました。
これからリハビリをして、日常生活に戻るそうです。腹筋を鍛えるのが大切だということは分かりましたが、これからの生活で気をつけたほうが良いことがありましたら、ご助言頂ければと思います。
Re: 分からないんです ( No.4 )
日時: 2005/11/04 16:41
名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス  <tcokobe@yahoo.co.jp>
参照: http://tco-kobe.net/

100%の改善が難しいのは、メスを入れる事で体が自然な状態ではなくなるからなのです。
体とは、何だかのダメージがあると、ダメージを受けた部位を守ろうとする防衛反応がおこります。
メスを入れた部位は、防衛反応により術前より硬くなったりします。
筋トレもその一つで、筋肉に負荷をかける事で、今後の負荷に耐えうる様に筋力がつくのです。
ですので、腹筋や背筋のを鍛える事は良い事です。
だが、現状での筋トレでは、鍛える時点で腰が持たないかもしれません。
まずは、しっかりと骨格を正常に戻し、戻った後で筋トレをされる事をお薦めします。
治療とリハビリは良く似ていますが違います。
今後の生活上での注意点として、、、
日頃より身長を高く見せる姿勢で立つ(腰を後ろに反り返らず自然に)
座高を高く見せる姿勢で座る(腰が後ろに丸くならず自然に)
痛みを伴わないのであれば、出来るだけ左右対称を心がける。

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