Re: 水分を失った椎間板は戻るか? ( No.1 ) |
- 日時: 2005/12/06 17:10
- 名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス <tcokobe@yahoo.co.jp>
- 参照: http://tco-kobe.net/
- 坐骨神経痛の殆どは、ヘルニアから起因するものです。
足先痺れが無くなっている時点で、以前より改善しているかと思いますが、坐骨神経痛が残っている状態では、歪み(ヘルニア含)全てが改善しているとは言い難いですね。 文面から、現在も手技療法を続けておられると推測されますが、まろんさんの日常生活上での姿勢に悪化要因があるのかもしれません。 坐骨神経痛だけが残るのは、日常生活上で悪化要因があり、ある程度改善した状態から現状維持状態なのかもしれません。 お書きの「手技療法でバランスを整えることで正しい位置へ戻る」とは半分正解です。 正確には「手技療法でバランスを整えることで正しい位置へ戻りやすくする」が正解です。 矯正前と矯正後の日常生活上での姿勢を改めなければ、ある程度の位置へは戻りますが、正しい位置へは戻りません。 すり減った椎間板の再生は不可能ですし、手術と言ってもおそらく固定術だと思います。 なにぶん、お体を拝見しておりませんので断言は出来ませんが・・・
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Re: 水分を失った椎間板は戻るか? ( No.2 ) |
- 日時: 2005/12/06 17:44
- 名前: 壮快カイロプラクティック・松本斉 <sokai-chiropractic@herb.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www13.ocn.ne.jp/~sokai/
- ヘルニアは椎間板の中身(髄核という殆どが水分のゼリー状の物質)が脱出するもので、多くは数ヶ月かけてご自身の貪食細胞が処理する事が分かってきています。
又、中身でなく椎間板の生地(線維輪と言います)が膨らんでくる、膨隆型というのも有ります。こちらはまだ破れていませんので、水分はさほど減りません。 『避けて1年矯正を1年』との事で、計2年間経っておりますので、ヘルニアが無くなっている可能性も有ります。MRIを撮って確かめて見られてはいかがでしょうか? その結果ヘルニアが無くなっていれば、まろんさんの坐骨神経痛は、ヘルニア以外の原因であることがはっきりしますので、手術など必要無いかも知れません。 あまり明確なお答えになっていないかもしれませんが、手術は可能な限り避ける方が望ましいと思いますし、医師の中にも『最終手段』という方が多いと思います。
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Re: 水分を失った椎間板は戻るか? ( No.3 ) |
- 日時: 2005/12/07 00:09
- 名前: まろん
- 回答ありがとうございます。
まず、富岡様
日常の姿勢は本当に気をつけています。 まず、椅子に座ってもよりかかることはしていません、膝を組むこともなく、仕事中は枕のようなものを背中の下などに置き、骨盤の後ろ側がちゃんと起きるようにしています。
私はボードのイントラ&腰を反るボディーボードをしていたため酷使したことによるヘルニア悪化です。手術を勧められたときは 2種類の説明を受けました。ひとつは固定術と除圧術で、もうひとつは固定せず、除圧のみを行うというものでした。
壮快様 手技療法で1年です。歩行と起立姿勢が坐骨にひびいて長く(5~10分)難しいです。坐骨といっても、お尻後ろの股関節あたりにじりじりじりーっとした痛みとお尻全体に張った痛みがあります。それから左下肢のツレ感です。
両者様、MRI画像では水分を含んだところはキレイな楕円で饅頭のような感じでしたが、4,5の間は真っ黒になって少し神経側に飛び出ていたのをよく見ました。磨り減るというほど薄くはなっていなかったと思います。自分で触ると4が背中側に飛び出ていて5が腹側にずれているようです。しゃがんだり丸まっていると楽です。
手術をせずにどうにか坐骨の痛みを取り除きたいと思っています。手技療法も週に3~4回と継続中。 立つと左のチョウ骨が上に上がっていて右のズボンをひきずってしまいます。また、仰向けでは右のチョウ骨のほうが上にあがります。左右と上下に歪んでいる感じは自分でこの1年見てきてわかります。 チョウ骨の位置がほぼ同じ日は痛みも楽です。
このような状態ですが、まだ手術せずに頑張る価値はありますでしょうか?日々痛みや歩くことへのストレスを抱えていますができる限り手術は避けたいのです。
またアドバイスいただけますか?
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Re: 水分を失った椎間板は戻るか? ( No.4 ) |
- 日時: 2005/12/07 11:26
- 名前: あおいカイロプラクティック <new-s@hi-ho.ne.jp>
- 参照: http://www5.cool.ne.jp
- >手術をせずにどうにか坐骨の痛みを取り除きたいと思っています。手技療法も週に3~4回と継続中。
>立つと左のチョウ骨が上に上がっていて右のズボンをひきずってしまいます。また、仰向けでは右のチョウ骨のほうが上にあがります。左右と上下に歪んでいる感じは自分でこの1年見てきてわかります。 >チョウ骨の位置がほぼ同じ日は痛みも楽です。
腸骨が大きくずれているようですね。 これは珍しいことではありませんが、うまく治せる所は少ないのが実情です。
一般的な骨盤をバキッとする治療ではほとんど改善しないのです。 これは二次元的に捉えて治療しているためで、同じような治療でも ガンステッドのように三次元的な治療をすれば画期的に改善するはずです。
S.O.Tでは側頭骨・後頭骨に対するアプローチで呼吸のメカニズムを改善すると、 呼吸によって仙骨・腸骨の位置が正常な位置に戻ります。 この治療は難しくはないのですが、できる治療師は数が少ないのです。
本当は骨盤をキチンと治療できるところでしてもらうのが良いのですが、 そういう治療院を探すより、自分で治した方が早いと思います。 5分程度でできるはずですので、もしご自分でしてみようと思われたらeMailをください。お教えします。
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Re: 水分を失った椎間板は戻るか? ( No.5 ) |
- 日時: 2005/12/07 14:24
- 名前: 壮快カイロプラクティック・松本 斉 <sokai-chiropractic@herb.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www13.ocn.ne.jp/~sokai/
- 『チョウ骨の位置がほぼ同じ日は痛みも楽です』という事は、腸骨がほぼ同じ位置に戻るときもある、という事ですね。
これは言い換えれば、『痛みが楽だから腸骨が同じ位置=正常な位置に戻る』と考える事も出来そうで、例えば根本の痛み(現段階では場所までは特定出来ませんが)による刺激に防御的に反応する事で筋肉に短縮が起き、その結果として腸骨が引っ張られる事により歪む、という推測も成り立ちそうな気がします。
実は案外よくあるケースで、これは原因としての筋肉の拘縮を改善すれば比較的速やかに解消します。 そして、筋肉が拘縮する根本原因にたどり着ければ、全体として改善できる可能性がありそうに思います。 本当に手術が必要なケースもありますので、その可否については明言は避けたいと思いますが、ご相談の中には日常私達が対応している坐骨神経痛以外の、特殊な要因らしきものは読み取れませんので、長く通院されている手技療法で大きな変化が見られなければ、他も試してみるのも一考かも知れません。
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