Re: 診断はついていますが ( No.1 ) |
- 日時: 2005/12/13 18:23
- 名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス <tcokobe@yahoo.co.jp>
- 参照: http://tco-kobe.net/
- 二件の整形外科で即手術とのお話しはありませんでしたか?
お話しがなければカイロ等の手技療法を試されるのも手です。 現在の症状を安静だけで改善する事は難しいでしょう。
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Re: 診断はついていますが ( No.2 ) |
- 日時: 2005/12/14 02:32
- 名前: マキノカイロプラクティック <makino-c.p.o@crux.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.annaiban.net/202/makino/
- こんにちは
私も冨岡先生と、同様の意見なのですが
少し質問をさせてください。 今の、お子様の痛みの場所は、太もも・足・足首それぞれの、どの部位が強いでしょうか?
…例えば、太ももの後ろ・横・前? 足の前・横・後ろ?足首のどの指あたり・小指側・親指側?裏、表など
また、ヘルニアは腰椎何番と何番の間ですか?
ヘルニアであるとしても、整形外科での今後の方針は 痛み止めなどで、しばらく様子見(放置)して、軽減するのか、そのままなのか
また、その後悪化すれば、手術でヘルニアを切り取ることになるのだと思いますが
私が、実際に治療している経験からも ヘルニアになった、その元の原因が残ったままですと、一時的に軽減しても、再発の可能性があること
また、手術をしてヘルニアを切ったとしても、 椎間板がはみ出るほどの、圧力を与える元になった上下の骨の角度と背骨のゆがみ存在したままになってしまい せっかく手術をしても、痛みが残る、もしくは一時的に回復するも、また悪化する可能性もあります
実際にどのような状況なのか、細かくわかりませんので難しいですが
とりあえず、今のひどい痛みが軽減、もしくは、ある程度、痛みに慣れてきた段階で カイロプラクティックなどの、骨格的に原因治療のできるところで、治していくほうが無理がないと思います
しかし、他にもよく書きますが、治療師の選択によって、その効果も大きく変わりますし お子様に、負担のない施術をできる技術があるほうが、より、無理がなく効果が高いと思いますので
あせらず、的確な治療法を探されるのが手であると思います。 ヘルニアは、うまく骨格を戻せれば、軽減・快癒は可能性のあるものです
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Re: 診断はついていますが ( No.3 ) |
- 日時: 2005/12/14 11:03
- 名前: さっちゃん
- 早々のご指導ありがとうございます。
MRIの結果、腰椎の第4番目が神経に(神経の太さ程)飛び出し、「つ」の字のように曲がっていました。 また、第5番目は飛び出しはないものの、他の腰椎と色が違い、すかすかのような感じでした。 診断は腰椎第4.5がヘルニアで、今回の激痛は第4が悪さをしている、立派なヘルニアとのことでした。 激痛があった初日(先週の水曜日夜)から3日程は腰の激痛(寝返りが出来なかった)・・・若干の足のこわばり(足はしびれろ程で激痛はなし) 金・土曜日ごろから太もも後ろの激痛。土曜日は足首の感触に違いを感じた。 土曜日にMRIの結果を聞き、手術してもよし、神経ブロックしてもよし、よく考えて(その日は幸い座薬で若干腰が楽になったので)くださいとのことでした。 月曜日ごろから足首に移動しました。 月曜日まではベットから起きるのに20〜30分、いったん椅子に座って、ちょっと一服、その後足を引きずって歩き、トイレと食事が出来たのですが、昨日からトイレが精一杯、布団の中で食事をしています。 現在は座ることもままならない感じです。
入院(手術も…)も考慮にいれて、明日、15日病院へ受診しようと思っています。
どこまでが整体やカイロ治療で、どこからが手術なのかが判りません。 よろしくお願いします。
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Re: 診断はついていますが ( No.4 ) |
- 日時: 2005/12/14 17:26
- 名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス <tcokobe@yahoo.co.jp>
- 参照: http://tco-kobe.net/
- 牧野先生もお書きですが、ヘルニアの原因の殆どは、骨格の歪み等による椎間板への不均等なストレスなのです。
手術をしても不均等なストレスが残る限り、再発の可能性も残るのです。
カイロで対応不可能なレベルとして、排尿障害や自力歩行困難等の場合です。
ただ、あくまで一定の基準であって、上記のレベルであってもカイロで改善した方は居られますし、その逆の方も居られます。
個人的には、即手術の診断がなければ手術に踏み切らない方が良いと考えます。
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Re: 診断はついていますが ( No.5 ) |
- 日時: 2005/12/14 19:15
- 名前: 愉和 清水 <ryu-s@mbd.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.yuwa-seitai.net/
- おそらく、以前からなにかしらの違和感があったのではないかと思われます。
それがある臨界点を超え、一気に症状が噴出したのではないでしょうか。
娘さんは、もしかしたら、なにごとにも前向きに取り組み、弱音をなかなか吐かない(吐けない)方なのかもしれないナァと推測します。 あるいは、そうすることのできなかった状況があったか・・
上記先生方もおっしゃられていますが、手術の適応は、馬尾症候群など、もはや排尿に障害が起こっているケースであるのが、一般的な判断基準です。
かつて、娘さんと同じように、体を横にして寝るという姿勢でなければ、激痛でいられないという状況の方がありました。
もちろん、往診をしましたが、初回で、すでに立って歩けるようになり、2回で快復されました。
要は、症状の「大きさ」は、必ずしも問題ではないということです。 むしろ、症状の「深さ」の方が、深刻です。
手術云々の前に、現在の症状のまま、どうにかできて、往診のできる先生に診てもらうことを、試して頂きたいのが、私の心情です。
もちろん、そのような先生を見つけるのが難しいですが・・
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Re: 診断はついていますが ( No.6 ) |
- 日時: 2005/12/15 02:31
- 名前: マキノカイロプラクティック <makino-c.p.o@crux.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.annaiban.net/202/makino/
- こんにちは、細かい説明をいただいて、気になったことを書かせてもらいます。
ひとつに、4番〜5番間の、椎間板のヘルニアによる神経圧迫が原因という判断ですが
この、腰神経4番であれば、太ももの横(外側)に激しい痛み、シビレが出るものです。 延長上としては、すねの前側の痛み・シビレです。
今回の症状の出ている場所は、太ももの後ろ側と、足首の感覚ですが これは、ヘルニアのない腰神経5番(5番〜仙骨間)の神経に沿って起きているもののようなのです。
>第5番目は飛び出しはないものの、他の腰椎と色が違い、すかすかのような感じでした。
と、書かれていますが
経験上、きになる注意点は、このことです。 というのも、他の腰椎と明らかに違う状態になった原因があるということ
このひとつの骨に、明らかに異なるほどの圧迫、負担をかけているものがあります そうでなければ、たくさんの背骨の中から、たった一つの骨が異常をきたすのか
骨は、一般に考えられているような硬いものではなく、弾力があり、血管があり、生きています
この血管からの、血液(栄養・酸素)などが、うまく良き綿ない状況が起きてるために、骨が変質しています
ここまでなるには、長年において、腰椎5番に持続的に圧力がかかっているからで、それにともない 腰椎4番の椎間板は、その 圧力を逃がすために、はみ出しているものとも、考えられます
しかし、整形外科の判断は、はみ出した椎間板は
経年劣化で、椎間板が硬くなって、元に戻れないと考えています しかし、それはすべてではなく中には、正常の範囲で、一時的にはみ出しているものもあります。
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Re: 診断はついていますが ( No.7 ) |
- 日時: 2005/12/15 02:32
- 名前: マキノカイロプラクティック <makino-c.p.o@crux.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.annaiban.net/202/makino/
- 続きです
椎間板は骨のクッションであって、常に、形を変形させながら 骨と骨のぶつかり合いや、角度の補正を、行っているのが役割です。
今回の症状は、腰椎5番と仙骨の間から出ている神経(腰神経5)が 何らかの刺激(圧縮・圧迫・牽引)などが起きて、痛みや痺れを出している可能性が高いものです
ヘルニアにこだわらなければ…
腰椎5番と、仙骨の角度に目を向けるべきで、骨と骨の間にある、筋肉・靭帯などでも、神経の圧迫などの刺激は起きること
また、ヘルニアだけが、神経圧迫の原因と考えてしまうことの危険があります
MRIは、一時的な静止画像ですし、撮影時は仰向けで撮ります。 仰向けの姿勢で、腰がずっと痛いのであれば、ヘルニアが原因と考えられますが
寝返りなどの動いたときに痛みが増すようであれば、仰向けで撮影するMRIだけを 診断材料として、100%にしてしまうのは危険だと思います。
すみません、長文になりましたが
今回の痛みなどが、ヘルニアの出ている腰神経4番に関係した部位に出ているのであれば、 手術をしてその後、カイロなどで、腰の角度を治すことで、再発を防ぐことを奨励するでしょう
しかし、症状が、解剖学的に、腰神経5番の領域に出ているものですので ヘルニアと、症状の場所が一致していない状況ですから、両手を挙げて賛成できかねています。
それぞれの話が食い違うし、説明も異なるため、不安になると思いますが
解剖学の基準はひとつですので、この点での、明確な説明・判断が得られないかぎり いま一度、踏みとどまって、あせらず対応していただきたいと思いました
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Re: 診断はついていますが ( No.8 ) |
- 日時: 2005/12/15 10:38
- 名前: さっちゃん
- マキノ先生、冨岡先生、 愉和先生、ご多忙のなか、丁重なご指導ありがとうございます。
こんなに丁寧に回答して頂く時間を考えると、先生方の睡眠時間が減って体調を崩されないかと…かえって心配をしました。ありがとうございます。 やはり、手術は最後の手段としてします。 別の病院で、通常は湾曲しているが、あなたの背骨はまっすぐだから、腰痛が起きると言われたそうです。骨盤あたりの一部の骨(正確な位置はわかりません)が背中側に飛び出してきたようなきがすると、1〜2ヶ月前から言っていました。それが今回のヘルニアの根本原因かもしれませんね。
病院で、今後の対処方法やリハビリ、整体・カイロ治療の時期も含め、相談してみます。
MRIの結果ですが、 腰椎第4と第5が、カスカスのような状態で、他の骨は真っ白に映っていました。(書き込み途中で第4が消えたかな) 約10日間の症状で、最初の3日程は腰の激痛でしたが、その後、腰の痛みは無く、寝返り・起き上がりは自由自在、ただ、腰椎を押さえると痛みはありますが。
太ももの激痛を数日間を経て、ふくらはぎのみの激痛が数日間、足首の激痛が数日間と、その部位のみの激痛のようです。 また、ふくらはぎから足首の激痛のころから、寝ていても痛みがありますが、椅子に座ると(足が下がるから痛いのか)ギャーと喚くほど痛く、ほとんど寝て過ごすようになりました。
たまたま、昨日は所用で出かけなければならず、その間は痛みが無く、移動できたそうです。(寝てばかりでなく、友達と気分転換が必要なのかなぁと笑っていました)
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Re: 診断はついていますが ( No.9 ) |
- 日時: 2005/12/16 15:59
- 名前: 愉和 清水 <ryu-s@mbd.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.yuwa-seitai.net/
- 骨や椎間板の物理的状態を、必要以上に気にする必要はないと思います
画像というのは、高圧的な説得力がありますから・・
ニンゲンは骨だけで動いているものではなく、筋肉などの軟部組織、神経系、ホルモンなどなど、すべてが有機的に働きかけ、融合し、補いあっています。 その、調和したバランスこそが大切です。
骨や椎間板がどうしたよりは、弾力のある働きがモノを言います。 事実、ヘルニアがあっても、普通に生活できている方も、大勢おられるのです。
これは心も同じです。 体と心は同じものですが、心がいっぱいいっぱいで弾力がなくなりますと、体も弾力がなくなります。
娘さんも、笑顔が戻ってこられたとのこと、まずはひと安心しました。 私が診た方は最初、もはや引きつっておられました。 その後、ボロボロとお泣きになられましたが、そのとき、心がゆるみました。
ときに、手技療法の世界は玉石混交といえます。 しかも、石が多い。 石に当たって、最終的に当室へお越しになる方も増えています。 やみくもに選ぶのは、かえって危険ですので、事前の調査がなにより大切です。
快復をお祈りいたします。
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