Re: 手術を決断した理由を教えて下さい ( No.2 ) |
- 日時: 2006/01/27 21:01
- 名前: マキノカイロプラクティック <makino-c.p.o@crux.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.annaiban.net/202/makino/
- こんにちは
ひとつ、質問をさせていただいていいですか?
はじめに起きた、「腰〜左おしり〜左下肢に痛みと痺れ」ですが お尻のどの辺り(上・中・下)でしょうか? また、下肢は、太ももの前・後・外側のどこでしょうか? 他に、スネとかふくらはぎとかもあれば、教えてください
これによって、これによって、ヘルニアとの関係 また、治療する部位の位置が変わってきます。
教えていただけると、ある程度の方向性が見えますので、よろしくお願いします
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Re: 手術を決断した理由を教えて下さい ( No.3 ) |
- 日時: 2006/01/27 21:39
- 名前: ヘルニア患者A
- マキノ先生ありがとうございます。
私の症状の詳細をご報告させて頂きます。
・「おしり」の痛みは中部でした。 ・「下肢」ですが、「太もも」は全く痛みはありませんでした。 ・膝下の「スネ」のやや下部外側が「クルブシ」付近まで痺れ痛みがありました。尚、今、「スネ・クルブシ」の痛みはありませんが、手で触ると感覚が右足とやや違い、極若干、しびれているような感覚があります。 ・「足先」はスネと違って「内側」であり、「親指先」までがしびれています。 ・「神経根ブロック」を打ってから、「おしり」・「スネ」は痛みが取れましたが、「足先の甲〜親指先」にかけては、しびれがあります。「親指先」は感覚がにぶくなっており(感覚はありますが右親指と比べると全然違う厚皮があるような感覚)、反力が右親指に比べるとやや弱いですが、動きはまだ大丈夫です。 ・「甲」の痛みは姿勢を変えた時に起こりやすく、吊ったような痛みです。寝ているときにも、起き掛け(朝6時頃)によく痛くなり、目が覚めることもあります。
以上のような状況です。症状がやや中途半端であるみたいですので、「手術も必要か?」との思いも脳裏をかすめ、悩みながら保存治療に頑張っております。 方向性が出ると非常に有難く思います。お忙しいなか、申し訳ございませんが、よろしくお願い申し上げます。
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Re: 手術を決断した理由を教えて下さい ( No.4 ) |
- 日時: 2006/01/27 23:54
- 名前: うにうに
- ヘルニア患者さんへ
私は「大きめ」じゃなくて、「巨大」と言われたヘルニア持ちです。確かに親指の感覚どころか、しびれる箇所は移動するし、動きは鈍いし考えれば考えるだけ不安は増しました。 でも、「大きいほうが貧食されやすい」と言われ、保存を6ヶ月(ほぼ寝たきり&松葉杖)しました。その間に本当にいろいろありました。でも治りました。緊急手術じゃない場合は、気持ちを楽にして保存療法をしてはどうでしょうか。 主治医に「ヘルニアは働き者がなる病気。痛くても我慢して悪化したんだから、ここは大きな休暇をもらったと思って、気持ちを楽にして安静にしてなさい。待つことも治療ですよ」って言われました。 しびれる箇所が変わったり、感覚が鈍かったり気持ち悪いとは思いますが、症状は徐々に落ち着いてきます。症状も良くなったり、悪くなったり、天気や温度に左右されて悪化するような感じもしますが、上下しながら次第に落ち着いていくとお医者さんに言われました。症状に一喜一憂せずに、がんばってください。 冷やすと筋肉が張って痛いので、できるだけカイロとか、レッグウオーマー、靴下を履いてくださいね。私は真夏でも寒気がすごかったので、カイロを2−3個(腰に2つ、足の裏に1つ)いれて、寝る時も靴下をしていました。随分と違いますよ。
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Re: 手術を決断した理由を教えて下さい ( No.5 ) |
- 日時: 2006/01/28 00:20
- 名前: ヘルニア患者A
- ★うにうにさんへ★
どうも、有難うございます。 このような状態になると、精神的にも不安定になりますが、うにうにさんのような経験者から、このようなご助言と激励を頂くと非常に元気が出てきます。私もひたすら根を詰めて働く方で、休めとの天の指示かもしれません。 今、マキノ先生にもご診断して頂いている最中で、本当にこの掲示板は有難い限りです。 皆様方、ありがとうございます。
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Re: 手術を決断した理由を教えて下さい ( No.6 ) |
- 日時: 2006/01/28 01:21
- 名前: ヘルニア患者A
- ★うにうにさんへ★
過去ログを読ませて頂きました。 うにうにさんは、大変な経験をされたのですね。ホント色々ときつかったのですね。 でも、手術なしで良くなられ、社会復帰され、よかったですね。 私も、うにうにさんにならい、精神的にも強い気持ちで、焦らず、地道にやっていきたいと思います。
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Re: 手術を決断した理由を教えて下さい ( No.7 ) |
- 日時: 2006/01/28 02:14
- 名前: マキノカイロプラクティック <makino-c.p.o@crux.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.annaiban.net/202/makino/
- お待たせしました
仕事の合間などで書き込んでいますので なかなかゆっくりした時間がとれなくて、遅くなりました
内容的には、整形外科の判断・説明と食い違うところがあると思いますが しかし、その違いで、治る治らないが決定されるものであると感じています
まず、今回の症状の出た部位ですが
これは、腰椎5番〜仙骨間にある、神経に限定される、神経痛であると考えられ 書かれている、腰椎4番〜5番間の神経が、圧迫された場合に出る場所とは、一致していません。
ヘルニアで圧迫されていて、痛み・シビレを出すとすれば お尻の上部〜外側、太ももなら外側、スネの前に、痛み・シビレが出ます これは、解剖学上の神経の走行ラインを判断してのものです。
ですので、今回のヘルニアと、下肢の痛み・シビレ・麻痺は、ダイレクトに関連するものではないという現実 また、痛み・シビレなどに関しては、そのもうひとつ下の関節から出ている腰神経5番が ヘルニア以外の何らかの骨の傾き、それにともなう筋肉や靭帯などのねじれ等によって、神経を圧迫している
と、考えるべきであり
今回、もしヘルニアを切除したとしても、一時的に痛みの軽減・消滅があったとして その後の再発もしくは、痛み・麻痺の持続が起きる可能性があると思います。
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Re: 手術を決断した理由を教えて下さい ( No.8 ) |
- 日時: 2006/01/28 02:04
- 名前: マキノカイロプラクティック <makino-c.p.o@crux.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.annaiban.net/202/makino/
- 続きです。
この場合、仙骨と腰椎5番の角度が、大きく傾いたまま戻れない状況が、あることが予想され この骨と骨の間の、傾いて間隔の狭くなった方で、神経が圧迫された状況になっています。 骨の周囲の小さな筋肉、靭帯などが、神経自体を引っ張ったり、つぶしたりして 神経の伝達が、阻害されて、はじめは痛み→その後、シビレ→感覚鈍磨(にぶい)へ、進んでいきます
傾いた腰椎5番と、まっすぐになろうとする上半身の間に椎間板があり これが、ちょうど腰椎4番と5番の間の椎間板です。
椎間板の存在する意味は、厚めの座布団とおなじ役目であり 骨と骨の傾き、ねじれを、この座布団の厚みを自由に変化させ あるときは、はみ出し、引っ込み、伸びて、ねじって、骨と骨がぶつかったりしないよう そして、体ができるだけまっすぐになるように、バランスをとっています。
例えば、いすの上に厚い座布団を敷いて座っているとして、その上に人が座っています
その人が、体をどちらかに倒したら、倒した側の座布団はつぶされて、お尻からはみ出します また、体をまっすぐにしたら、座布団は厚みを均等に戻します。
これが、いすが傾いていたとしたら、上に座る人の体をまっすぐにするために 座布団の上に均等に体重を乗せて座ることができず、どちらかのお尻を浮かせて 片側のお知りだけで座るという、不安定な座り方になります。
この片側に、体重が乗った方の座布団は、圧縮されて、つぶれ・はみ出てきます しかし、この場合、いすの角度を戻せば、上に座っている人は、均等に体重を乗せれるので 座布団の片側だけがつぶれる必要がなくなり、元の厚さに戻ります
これと同じことが、椎間板で起きているのがヘルニアです 整形の教科書には、ヘルニアは、椎間板が硬くなり変質していて、回復不可能となっています しかし、現実に、ヘルニアで神経が圧迫されている方でも、施術で体の状態が安定すると 症状が消えてしまうことなどからも、必ずしも、はみだした椎間板が、元に戻らないものでないと確信しています
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Re: 手術を決断した理由を教えて下さい ( No.9 ) |
- 日時: 2006/01/28 02:16
- 名前: マキノカイロプラクティック <makino-c.p.o@crux.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.annaiban.net/202/makino/
- もう一度、整理すると
実際に、見たわけではないので、必ずこうだということはいえませんので、かなりイメージ的な説明になりますが
骨盤(仙骨)のすぐ上の骨、腰椎5番の関節が、何らかのきっかけで傾いて 関節がうまく動かなくなっている状況が続き
この、仙骨と腰椎5番の間で、腰神経5番を圧迫などの刺激を起こしていることで お尻、下肢の痛み・痺れが発生し、さらに、一部の感覚の鈍磨・麻痺が起きている
その傾いた腰椎5番は仕方がないので、そのすぐ上の腰椎4番との間に、大きな傾きができた その骨と骨の間の角度を支えるために、椎間板が変形し、はみ出すことで、ヘルニアが起きている しかし、これは原因である5番の傾きの補正のために起きている、2次的なもの
症状の出ている場所から考慮しても このヘルニアによる神経圧迫によるものとは、考えにくいということ
この腰椎5番の傾き、仙骨との関節の角度を改善、矯正どで元に戻すことができれば 腰椎4番との角度も穏やかになり、ヘルニアが減少、もしくは消失する可能性がある
また、それにともなって、腰椎5番〜仙骨の間の角度も解消されるので 神経を圧迫している原因が取り去られるため、今の症状は消える可能性がとても高いと思います。
長文になりましたが、うまく伝わったでしょうか?
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Re: 手術を決断した理由を教えて下さい ( No.10 ) |
- 日時: 2006/01/28 10:42
- 名前: ヘルニア患者A
- マキノ先生、お忙しい中、詳しくご診断いただき、誠にありがとうございます。
先生の理論的ヘルニア発生に至るプロセスも詳しく丁寧に解説をして頂いたおかげで、素人ですが、だいたい理解できました。
自分自身も今回の腰痛が発生した当初(草取りでしゃがみ込んだ時)は、前屈で腰骨が変に伸びてずれたような感じがあり、「いつもと何か骨の位置が違うな」というような感覚で、そのうちに腰の痛みだけでなく、下肢にしびれと痛みが発生するようになりました。
ですから、しゃがんだ時に腰椎5番の骨が傾き、症状が段々と出てきたのかもしれません。
ところで対策ですが、先生のご診断によりますと「骨格矯正」が必要と感じました。
現在の治療は、「牽引」+「薬」+「腰痛体操」をして、適宜「簡易コルセット着用による防護」、あとは「減量」し、「姿勢を正す」よう注意している程度です。
この継続でもよろしいでしょうか? (徐々に矯正もされていくだろうと考えてよいでしょうか?) 申し訳ございませんが、今後について、簡単にで結構ですので、ご助言いただけると幸いです。
ありがとうございました。
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Re: 手術を決断した理由を教えて下さい ( No.11 ) |
- 日時: 2006/01/28 10:05
- 名前: ひろ
- ヘルニア患者Aさん、はじめましてこんにちは。
自分は腰椎分離症と、膨隆型ヘルニアと診断されました。2件の病院で同じ診断だったので間違いないと思いますが、そこの整形外科医に2年は辛抱するようにと言われました。 幸い、歩けないとかはたまにしかないんですが、座ってるのが辛いんですよ。
2年は長いですが、切らずに直るのであればと思い、耐えているところです。
お互いあせらず頑張りましょう。
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