Re: すべり症ーコルセットも効きません ( No.1 ) |
- 日時: 2006/02/02 19:48
- 名前: マキノカイロプラクティック <makino-c.p.o@crux.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.annaiban.net/202/makino/
- こんにちは、長文になります、がんばって読んでください
反った姿勢で、骨盤と腰椎の間に後に向いての「くの字」の角度ができているため ちょうど、グーッと割り箸を折るような感じで、腰を前に押し出しますので、腰椎5番が前に移動しているので この反った状態をできるだけもとの状態にもどし、腰椎を前に押し出すような力をなくせば、良くなると考えられます。
15年前の時は、この腰椎を支える筋肉や関節を痛めただけだったのが 時間がたって、すべる度合いがひどくなり、周りの筋肉とかでささえきれなくて、神経を圧迫し始めています
また、症状が左右に移動するのは、骨盤と腰椎5番の間のゆるくなった関節が、左右に傾き移動するからだと思います
左足を上に組むと、右のわき腹が伸びますが、このとき腰椎5番と骨盤(仙骨)の間が、わずかに開くので、 坐骨神経が開放されて、シビレが楽になります、これは、正座の後の足のシビレと同じ原理です ただ、上半身の重みが乗っていますから、患部の痛みは残ります
コルセットは腰を動かさないためのものです、腰の曲げ伸ばしなど、動いた時に痛みの出る人には有効です Hiroさんのように、じっとしてても痛みやシビレの出る場合には、あまり関係ないと思います。
寝ているときは、横になっていて、腰椎に体重がかかりません 腰椎5番と骨盤の仙骨間が、広がります(神経を圧迫しない)
しかし、おきて座ったり立ったりして、体重が長時間乗ると、筋肉が疲労しささえきれなくなり せっかく開放されていた、神経をつぶすような形になり、痛みが出るのだと考えられます。 だから、朝→昼→夜となるほど強くなり、朝には消えているのですね
こうなると、上半身や下半身の筋肉を総動員して体の姿勢を支持します だから、普通の人よりも、とにかく疲れると思います
いくつか書きましたが
ヘルニアだけが神経圧迫の原因ではないので、今回は、明らかに移動した腰椎が神経を刺激していると思われます
つぎに、すべっている(移動した)腰椎は、その位置で固まっているのではなく、いつも動いています ですから、時間・角度・姿勢などによって、痛み・シビレが変化します。
ずっと、骨がわる所で、固定されているように考えやすいですが、動きすぎているのです でも、動いているからこそ、反った背骨を治すと、元の位置に移動してもどる可能性があり、なおるでしょう
背中が反った原因があるはずです、それを治して戻せれば 完璧に正常な位置に来なくても、痛みが消えれば、生活には全く問題なくなるはずです
うまく痛みがなくなれば、定期的に診ていけば、その後の再発も、押さえられる可能性はとても高いと思えます
近くにお住まいならいいのですが…。
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Re: すべり症ーコルセットも効きません ( No.2 ) |
- 日時: 2006/02/02 20:02
- 名前: Hiro <h-nishihara@optex.co.jp>
- さっそく書き込んでいただいて、しかも長文で時間を使っていただいて、ありがとうございます、たいへん励みになります。
MRIの診断で、腰椎の5番の色が変わってました。医師からはもう変性した後だからこれは治らない、と言われたのですが、救いはまだあるのでしょうか? 一般の西洋医学が万能と思えないので、いただいた文章を読んでとても論理的でよくわかりましたので、希望を持ちつつあるんですが。。。
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Re: すべり症ーコルセットも効きません ( No.3 ) |
- 日時: 2006/02/02 23:26
- 名前: みゆ
- Hiroさん、はじめまして。
私もすべり症です。おまけに椎間板ヘルニアの診断も受け、整形外科で「治らない」とハッキリ言われ落ち込みました。 医師の指示で、コルセットの着用と牽引を続けたところ、さらに痛みが増し、悪化してしまいました。 足の痛みと痺れがひどく、腰も曲がってしまい、いつも足を引きずって歩いていましたから。
思い悩んだ末に、こちらで相談し、回答してくださった先生に診ていただいたところ、自分も周りも驚くほどかなり良くなりましたよ! 日常生活に支障はありません。足の痛みもほとんど感じません。とてもラクです。 Hiroさんも、あきらめないでくださいね。大丈夫です、きっと良くなりますよ
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希望をもって ( No.4 ) |
- 日時: 2006/02/03 22:43
- 名前: Hiro <h-nishihara@optex-fa.com>
- みゆさん
それほど悪くても治ったのですね。腰が曲がるほど悪くなっても、支障ないくらいなおるなんて。 やっぱりドクター選びは大切なのですね。ちなみにカイロプラクティックで治ったのですか、 それともほかの分野でしょうか? Hiro
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Re: すべり症ーコルセットも効きません ( No.5 ) |
- 日時: 2006/02/04 00:20
- 名前: なつ
- Hiroさん、こんばんは。
Hiroさんは、分離症持ちだったのでしょうか?それとも分離症が無くてすべり症になってしまったのでしょうか?
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Re: すべり症ーコルセットも効きません ( No.6 ) |
- 日時: 2006/02/04 02:51
- 名前: マキノカイロプラクティック <mailto:makino-c.p.o@crux.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.annaiban.net/202/makino/
- こんばんは、返事が遅くなりました。
病院で、先生がMRIなどの画像を見て、感想を述べたとしたら、患者はそれが悪いものと考えがちです そのとき、イメージするのは、おそらくガンなどの病変(病的な部位)を、説明する先生の姿のはずです。
これは、「病気の説明を受けている」という、精神状態のなかではしかたのないことだと思います。
さて、
それでは、今回の整形外科の先生の言葉をもう一度、振り返ってみていきましょう
>MRIの診断で、腰椎の5番の色が変わってました。医師からはもう変性した後だからこれは治らない、と言われたのですが…
ここに書かれている言葉を、冷静に読んでみてください…まるで国語の時間のようですね
この文章で、「これは治らない」の、「これは」は、何を指しますか? 「これは」が指すものは、「腰椎5番の色」です。
「MRIに写る色」が、戻らないと言っているだけで、ここが、痛みを出しているとか、痛みの原因とは言ってないはずです
もし、「変色=痛み」だとしたら、腰椎5番の部分が痛くなります。 一番下の腰、その中心部です。骨が問題を起こせば、骨折のような、ひどい痛みが出るとかんがえられます。
「すべり症」は、腰椎5番の位置が移動することによって、骨と骨がずれて、その位置のずれの部分で 神経の圧迫、引っ張りなど、坐骨神経を刺激して、足の神経の痛み・シビレが出ていることが症状です
色と、痛みは間接的には関係するけど、痛みと、この色は全く関係ないものです。
おそらく、色が変わっているのは、骨に血液などが通いにくくなり、酸素・栄養が足ないなどで、変質しているのだとも考えられますが MRIで骨の色が変わって写っていても、腐っているわけでも、骨折しているわけでもないのです
もっとシンプルに考えると、MRIで写ると変色してるということ、目で見たら変色してるの?です
それから、カイロプラクティックは、アメリカの医学で、訴訟の多いアメリカにおいて、 医学的根拠も証明されていて、今は医師としての国家資格になっています。
ただ、日本は野放しなので、整体と混合されたり、東洋医学と間違えられやすいのですが 実際に、日本では、カイロと言いながら整体的なことをしていたり、まったく異なったことをしてるところが多くて 見分けが付かないところも、難しくしているところだと思います
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