 Re: 梨上筋症候群 ( No.1 ) |
- 日時： 2006/02/25 09:00
- 名前： 愉和 清水 <ryu-s@mbd.ocn.ne.jp>
- 参照： http://www.yuwa-seitai.net/
- 原因としては、激しいスポーツをやっていたことがあったり、日頃の心身の使い方のなかで、その部分を緊張させることが多かったりすることが多いようです。
それと、なぜ元に戻るかということですが、これは「矯正」の方法にモンダイがあるかもしれません。
前提として体は、常によくなろうとしています。
たとえば胸がこわばったときなどは、大の字になって寝たりしますね。
これは、自然に胸を拡げようとしている体勢なわけです。
要は、体の望む快復の道筋というものがあるわけです。
治療者は、それを見極めなければならない。
体の声を聴き、言い分を聞くことが大切なんです。
しかしそれを無視して、あたかも鋳型にはめ込むようにしてガシガシ矯正をしても、逆に防衛反応が出ますから、元へ戻らざるを得ません。
どこが歪んでいるから矯正する、という「逆療法」の発想ではなく、その歪みが意味するところを解き、歪む必要のないようにしてあげる「順療法」の発想が体の望むことなのではないでしょうか。
お尻の症状というのは、梨状筋、仙腸関節、それから腰仙関節の不具合が多いですが、ではそれはどこからと言いますと、存外足首や膝、股関節から来ていることも多いです。
どうすれば治療できるかとのことですが、まず「体を読む」ことができる先生であることが第一かと思います。
治療って、チカラワザではないのですね。
むしろ、原因となっているつっかえ棒をはずすための謎解きに精通していることが大切だと私は思います。
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| Re: 梨上筋症候群 ( No.2 ) |
- 日時： 2006/02/25 10:57
- 名前： ヨッシー
- 愉和先生、回答ありがとうございます。
体というのは骨盤だけで出来ているのではないという事がわかりました。
昨日まではずっと立っていると尻が痛かったのですがなぜか今日は足のほうがずっと痛みが強いです。
やはり足（すね辺り）が痛いのは尻の神経が原因なのでしょうか？回答お願い致します。
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| Re: 梨上筋症候群 ( No.3 ) |
- 日時： 2006/02/25 21:00
- 名前： 愉和 清水 <ryu-s@mbd.ocn.ne.jp>
- 参照： http://www.yuwa-seitai.net/
- 私のこれまでの臨床経験的には、神経だけのモンダイではないですね。
おっしゃるように、骨盤は骨盤だけで成り立ってはおりません。
骨盤の下部には、股関節の受け口がありますよね。
その下には膝、そして足首の関節があります。
つまり、足首が狂っただけでも膝や股関節を通して骨盤に影響が及びます。
ですから、そのどこに症状が出ても不思議ではないわけです。
よって骨盤も股関節も膝も足首も、ひとつながりのものとして診なければなりません。
ちなみに肩胛骨も骨盤と連動しています。
最終的には、全身を有機的なバランス体として観る、これがなにより大切です。
たとえば膝が痛いとして、膝だけに注射をしたりして症状を取っても、いずれ足首や股関節に痛みが出るのは、そういったわけなのです。
ですからお尻が痛いのと足が痛いのとは、別のものではないということですネ。
痛いところにとらわれてあちこちいじっても、それはイタチごっこになるおそれがあります。
本来の施術とは、痛みもコリも歪みも、どこから来ているのか、そしてその症状はどのようなメッセージを送ってよこしているのかを解読し、症状以前の大本にアプローチすべきなのです。
そうすれば力も衝撃も必要なく、痛いところにあれこれさわらずに済んだりします。
そのような施術であれば、ヨッシーさんの症状は典型的とも言えますので、確実に、しかも早期に快復すると思えるのですが・・
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| Re: 梨上筋症候群 ( No.4 ) |
- 日時： 2006/02/25 21:05
- 名前： 冨岡カイロプラクティックオフィス <tcokobe@yahoo.co.jp>
- 参照： http://tco-kobe.net/
- お尻が痛いと無意識に痛くない姿勢を取ります。
その時の姿勢は必ず何処かにストレスを逃がしているのです。
人間の体は何処かで繋がっていますので何処かにストレスがかかっているのです。
お尻の痛みや足の痛みは全て脳から発せられ、背骨の中を通り腰から出ています。
脳梗塞等で脳にダメージを受けたり、交通事故等で首の骨を折ると、同じく足に障害が残る場合もあります。
腰部を痛めても同じ事が言えます。
ですので、ご相談文から『お尻の神経です』とは言い切れません。
実際、首歪みで腰痛になる方も居られますので。
お体を拝見するとわかるのですが・・・
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| Re: 梨上筋症候群 ( No.5 ) |
- 日時： 2006/02/25 22:08
- 名前： ヨッシー
- 愉和先生、富岡先生詳しい回答ありがとうございます。
非常に良くわかりました。
痛い部分だけを治そうとおもってそこだけを徹底的に治療したとしても体は連動した部分でできているので体全体のバランスを整えることが大事なんですよね。
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| Re: 梨状筋症候群 ( No.6 ) |
- 日時： 2006/02/26 13:46
- 名前： あおいカイロプラクティック <new-s@hi-ho.ne.jp>
- 参照： http://www5.cool.ne.jp
- 梨状筋症候群の症状は坐骨神経痛と同様で、脚部のシビレ・痛み・張りが主ですから、
整形外科で診察を受けても梨状筋症候群と診断されることはないと思います。
臀部の症状は通常ですと骨盤・腰椎の治療をすると良くなるのですが、
筋肉に問題がある場合は、その筋肉を正常に働かせる治療をしないと回復が遅いことがあります。
臀部としかわからないので、中殿筋なのか小殿筋、大殿筋なのか、
その他の問題なのか判断できませんが、
知識と技術のあるカイロにかかれば解決できると思います。
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=注意= 下記のフォームは、（あおいカイロプラクティック）さん達（「このスレッドを立られた質問者」と、その質問に「回答する方」）用のフォームです。
