椎間板ヘルニアと筋膜性疼痛の関係

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Re: 椎間板ヘルニアと筋膜性疼痛の関係 ( No.1 ) 日時： 2007/05/29 14:08 名前： 壮快カイロプラクティック・松本　斉  <sokai-chiropractic@herb.ocn.ne.jp> 参照： http://www.sokai-chiro.com ご相談文を拝読いたしますと、日中は殆ど痛まない事、特定の動作時に痛みが出現している可能性が感じられる事などの理由から、ヘルニアが痛みの直接原因ではない可能性がありそうです。 それなら何が原因なのかは、詳細な聞き取りや動作テストをしてみないと断定は出来ませんが、何か骨格上に問題が隠れているのではないかと思います。 ＭＲＩで『神経が見えないくらい真黒』と言うのを、神経が隠れるほど髄核が出てしまっていると想定すると、ヘルニアが原因なら常時痛みが出ている方が自然ではないかと思います。 神経が見えないほど＝すでに神経に触れている状態な訳ですから。 外国の実験ですが、腰痛患者と何も症状がない人を同じ人数ＭＲＩで調べてみると、どちらにも同じくらいの比率でヘルニアが発見された、というデータがあるそうです。 この事はヘルニアは必ずしも痛みの原因ではない事を示しており、実際に日本でも大きなヘルニアが見つかっても全く痛みを感じない人もいるようです。 当院でも同様で、当初腰痛で来院した人が、痛みを感じなくなって再度検査したら、ヘルニア自体はあまり変化していなかった、という事もあります。 又、足の痛みについては、坐骨神経に起因する症状の様に感じられますが、実際のところは断定できません。 現時点で推測出来る原因としては、骨盤もしくは腰椎あたりの骨格的異常、ヘルニアのある椎間板の変性が可能性の高いところだと思いますので、対策をすれば改善できる見込みも多分にあると思います。 こめさんの様な状態の方の場合、投薬と安静を主体とした保存療法では改善しないケースが多いと思いますし、手術しても結果が変わらなかったという話もよく聞きますので、腰痛、坐骨神経痛、ヘルニアなどの改善に実績のある手技療法院を探してみるのも一案です。

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