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お水をたくさん飲むとよい??

日時: 2007/07/11 22:41
名前: レオナ

一年ぶりくたいに書き込みさせていただきます。
ヘルニアにてこちらのサイトの先生には色々ご相談にのっていただきました。

調子は、仕事も復帰しております。痺れはのこっていますが、整骨などに通っております。

今回お伺いしたかったのは
最近よくインターネットで目にする
「肩こり、腰痛もちの人は
一日最低5Lの水をのむとよい。
筋肉をやわらかくするため」
という説はどうなのかな?と思いお伺いしてみたかったのです。

私の友人の腰痛もちの子も
通っているカイロで同じようなことをいわれたそうです。

先生がたは、患者さんたちにこのうなことをいっていますか?
この説はあっていますか??

私はむくみ太りで漢方の先生から
ダイエットのための2Lの摂取もとめられたのですが、
この説があっているのなら是非とりいれてみたいのですが・・・・・。

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Re: お水をたくさん飲むとよい?? ( No.1 )
日時: 2007/07/12 15:39
名前: げんき本舗治療院・羽山  <mail@genkihonpo.com>
参照: http://genkihonpo.com

東洋医学的(いわゆる漢方)に言うと、水の摂取量というより、水の摂取方法を重視します。
例えば、東洋医学では、身体を実証と虚証に分けます。簡単に言うと、実証は身体の機能が亢進しすぎているもの、虚証は機能が低下しているものです。
あるいは、寒熱にも分けます。寒は冷え、熱は熱くなるものです。その寒熱にも虚と実があり、分類すると、虚寒、虚実、実寒、実熱があります。
実寒は冷たいものの取りすぎ等や外気の冷えで起こり、実熱は発熱や熱い環境で起こります。
それに対し、虚寒は、身体の気が不足した状態で起こり、虚熱は身体の血(東洋医学ではけつと呼びます)か水の不足によっておきます。
あるいは、蔵府(東洋医学では実際にある臓気よりも身体の機能を分類整理したものと考えた方がいいでしょう)の機能がどうかという事も考えます。
これらを総合的に考え、場合によっては、水分摂取は控えた方がいいとか、もし飲むのなら、少しずつ飲むとか、温かいものを飲むとかが、決定されます。
むくみ太りタイプの方は、蔵府の内、脾か腎に問題がある事が多く、その場合水の取り方が改善に大変重要となります。
おそらくは漢方の先生はそのことをおっしゃっているのだと思います。
ありがとうございます ( No.2 )
日時: 2007/07/14 16:24
名前: レオナ

ご解答ありがとうございます。

たしかに、足裏マッサージにいってよくいわれることは
「腎臓がよわってる」
ってことです。

自分ではおもってなかったのですが冷え性なのですね。

常温のお水。この季節少しきついものがありますが
がんばってみます。

羽山先生は、腰痛肩こりの緩和に関しての
お水説はどうおもいますか??
Re: お水をたくさん飲むとよい?? ( No.3 )
日時: 2007/07/14 21:22
名前: げんき本舗治療院・羽山  <mail@genkihonpo.com>
参照: http://genkihonpo.com

水分を取るというのは、ある意味正しいと思います。水分の不足のために、老廃物がたまりやすいという事も考えられます。
しかし、人間の身体は、自然に働こうとする力が備わっています。東洋医学からの考えに限らず、安易に水をたくさん飲めばいいと言うのは考え物だと思います。

人それぞれ、体質や体力などは違うのですから、その人に応じた水の飲み方が、大切だと思います。

話は少しずれますが、アラブの砂漠地帯の人は、冷たい水をゴクゴクという事はしないそうです(向こうに在住した事のある人に聞きました)。外が熱くて乾燥しているのに中を急に冷やして水分を取りすぎると、かえって体調が悪化するそうです(これは東洋医学の理論でも説明できます)。その方も、暑くて喉が渇いた日に冷たいコーラを一気に飲んだら、急にからだがぐったりしてめまいを起こし、発熱してダウンした失敗があるそうです。
ありがとうございます ( No.4 )
日時: 2007/07/16 23:33
名前: レオナ

ヨガのインストラクターをやっている友人からも
常温くらいの水摂取をすすめられました。

ありがとうございます。

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