Re: ヘルニアの症状なのに、診断は異常なし ( No.1 ) |
- 日時: 2007/09/23 15:18
- 名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス <tcokobe@yahoo.co.jp>
- 参照: http://tco-kobe.net/
- ヘルニアになると、必ず症状を覚えるとは限りません。
また、ヘルニアでなくとも、ヘルニアに類似した症状を覚える場合があります。
ヘルニアとは、骨格全体のバランスの崩れ(歪み等)による結果です。 ヘルニアであってもヘルニアでなくても、骨格全体のバランスを正常な状態に戻せば症状も改善されるでしょう。
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Re: ヘルニアの症状なのに、診断は異常なし ( No.2 ) |
- 日時: 2007/09/24 09:56
- 名前: まい <vlt916@hotmail.co.jp>
- ありがとうございます。
ヘルニアなのに必ず症状がでるとは限らない。 ヘルニアに似た症状がでることもある。
大変驚きました。
では、ヘルニアではなかった時に、足の痺れや感覚が鈍るといった症状が出る原因は他にどのようなものがあるのでしょうか? ヘルニアでも、痛い時と痛くない時がある事もありますか? レントゲンではヘルニアかどうかは分からないと聞いたことがあります。事実でしょうか・・・
仕事で、重要な数字を扱っています。痛みで座っているのも耐えられないようなこともあり、集中できずにお仕事をするのはとても怖いです。辞めることも考えに入れておいた方が良いのでしょうか。
何度も申し訳ございません。よろしくお願いいたします。
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Re: 【再】ヘルニアの症状なのに、診断は異常なし ( No.3 ) |
- 日時: 2007/09/25 09:00
- 名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス <tcokobe@yahoo.co.jp>
- 参照: http://tco-kobe.net/
- >では、ヘルニアではなかった時に、足の痺れや感覚が鈍るといった症状が出る原因は他にどのようなものがあるのでしょうか?
単純に、ヘルニアとは骨格の歪み等による結果ですので、ヘルニアまで行かない状態(骨格の歪み)でも覚えます。 また、お尻にある筋肉(梨状筋)が緊張する梨状筋症候群でも覚えます。
>ヘルニアでも、痛い時と痛くない時がある事もありますか? ヘルニアとは、単に椎間板が押し出されている状態の事を指します。 押し出された椎間板が神経等に触れないと、症状を感じない場合があります。 姿勢によって症状を覚えたり覚えなかったりするのは、神経に触れるか触れないかの違いによる場合があります。
>レントゲンではヘルニアかどうかは分からないと聞いたことがあります。事実でしょうか・・・ ヘルニアには大きく別けて二種類のタイプが存在します。 一つは、単に押し出されているだけの状態。 もう一つは、押し出された時に椎間板が破裂し、中の髄核が飛び出た状態。 椎間板はレントゲンで確認出来ますが、髄核は確認出来ません。 この髄核は、MRIでの画像では確認が出来ます。
ヘルニアは、的確な対処をすれば殆どの場合改善します。 結果(ヘルニア)に対してでなく、原因(骨格の歪み)に対しての処置が必要かと思います。 それと、まいさん自身の日々の良い姿勢を心がける事も大切です。 座高を高く座り、身長を高く立つ。 足を組んだりせず、左右対称の姿勢を心がける事です。
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Re: 【再】ヘルニアの症状なのに、診断は異常なし ( No.4 ) |
- 日時: 2007/09/28 08:36
- 名前: まい
- ご丁寧にありがとうございました。
大変参考になりました。
先週の激痛がうそのように今週はシップを貼れば、椅子にも座れ、歩くことも平気になりました。足の痺れは相変わらずありますが・・・・ いつも鈍く痛む箇所が腰の右側のある部分なのです。先週は激痛、今週は今まで程度の痛みに戻ったというのはどういった理由からでしょうか。
何度も申し訳ありません・・・
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Re: 【再】ヘルニアの症状なのに、診断は異常なし ( No.5 ) |
- 日時: 2007/09/28 11:28
- 名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス <tcokobe@yahoo.co.jp>
- 参照: http://tco-kobe.net/
- 骨格に歪み等が生じると、各関節へは非正常な負荷がかかり、様々な症状を覚えたりします。
この非正常な負荷が極端に大きくなったり断続的にかかる事で、関節に炎症(腰部捻挫)が発生する場合があります。 腰部捻挫とは、一般的に言われるギックリ腰に当たります。 安静や冷却等の処置を施せば、長くても一週間で炎症は鎮まります。 まいさんの場合、先週は腰部に炎症があり激痛を覚えていたと考えられます。 患部の炎症は引き、激痛を覚えないが非正常な負荷はかかったままですので、今までと同じ痛みを覚えているのでしょう。
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Re: 【再】ヘルニアの症状なのに、診断は異常なし ( No.6 ) |
- 日時: 2007/09/29 12:40
- 名前: まい
- 何度もありがとうございます。
今日、やっと腰のMRI検査を行いました。「ヘルニアではないが、椎間板(5番)が痛んでる。神経にも椎間板から影響与えてるとは思えない」とのことです。足の痺れや麻痺も「腰からの影響ではなく、その先の神経の問題だろう、腰からではないから、足の痺れは心配ない。」と言われ、特に検査やリハビリの支持は出ませんでした。 MRI写真を見たところ、5番と言われた椎間板が他より黒っぽく映り、少し張り出しているような気もします。(特に先生には指摘されませんでしたが・・・)
このまま足の痺れや腰の鈍い痛みをほっておいて、何も検査はしなくていいのでしょうか・・・?
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Re: 【再】ヘルニアの症状なのに、診断は異常なし ( No.7 ) |
- 日時: 2007/09/29 13:18
- 名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス <tcokobe@yahoo.co.jp>
- 参照: http://tco-kobe.net/
- 脳から出た神経は脊髄神経と言って、背骨の中を通って下方へ流れていきます。
背骨の中を通っている脊髄神経は、背骨の骨と骨の間から枝分かれし末梢神経となって全身に行き渡ります。 骨格全体のバランスが崩れると、神経に様々な影響を与えます。 また、神経へ影響を与えるのは椎間板だけではありません。 この時、脊髄神経と末梢神経の二つが影響を受ける可能性があります。 脊髄神経か末梢神経の片方だけ影響を受ける場合もあれば、脊髄神経と末梢神経の両方が影響を受ける場合もあります。 「神経にも椎間板から影響与えてるとは思えない」「その先の神経の問題だろう」との事ですので、脊髄神経には影響がないとの見解なのかもしれませんね。 「その先の神経」つまりは、脊髄神経から枝分かれしている末梢神経への影響が考えられます。 骨と骨の間から枝分かれする所には、椎間孔と言われる円形の通り道があります。 この椎間孔の上半分は上の骨の下側にある溝の様な部分で、下半分は下の骨の上側にある溝の様な部分で形成されています。 骨格全体のバランスが崩れる(歪む)と、この椎間孔形が崩れて末梢神経に影響を与え、多くは神経の流れる道に沿って痛みや痺れを覚えます。 特に、腰椎の5番であれば、腰〜お尻〜太もも等に覚える場合が多いです。 放置する事で、現状より症状が強くなったり、症状を覚える範囲が広くなる可能性があります。 また、現在はヘルニアでなくとも、今後ヘルニアへ移行する可能性もあります。 私的には、何の指示もないのであれば、カイロプラクティックや整体等の手技療法を受けられた方が良いかと思います。
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Re: 【再】ヘルニアの症状なのに、診断は異常なし ( No.8 ) |
- 日時: 2007/09/30 19:10
- 名前: まい
- 何度も本当にごていねいにありがとうございました。
検査をしてもらった病院は評判がよくなく(近くに大きな病院がここにしかなかったので仕方なく通いますが・・・)、掲示板でたくさん質問させていただきました。詳しい情報をこまごまと教えていただき、大変参考になりました。
確かに、お尻も痛くなったり、座っていて筋肉が固く感じることがあります。現在のままでは、仕事をしていても、日常生活でも、寝ているだけでも・・・痛みを感じ、じっとしていられないこともあります。症状が悪化する要因はありますよね。今後の治療法ともに、近くにいい病院をさがし、対処していこうと思います。お忙しい中、ありがとうございました!!
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