Re: 手術するべきか悩んでます ( No.1 ) |
- 日時: 2007/12/17 16:35
- 名前: げんき本舗治療院・羽山 <mail@genkihonpo.com>
- 参照: http://www.genkihonpo.com
- 腰椎椎間板ヘルニアの大きな要因は、姿勢不良です。
腰を丸く知る姿勢で長く座るなどを行った結果、椎間板に負担がかかり、椎間板の中身が外に飛び出た状態がヘルニアです。 痛みが改善していても、体はその痛みをかばう状態を覚えていますので、しばらくは不自然な姿勢が続きます。珍しいことではありません。
治療は骨盤だけ強制してもあまり意味がありません。全身の状態を観察し治療を行うようにしなければ、改善しないのがほとんどです。ですからもし治療を受けるのであれば、骨盤だけと言うところではなく、全身を充分に観察をして施術を行うところをお探しになる方がいいでしょう。
私見ですが、手術はどうしても治らない最後の手段です。
まず、腰を丸くして座る悪い姿勢をしていないかどうかチェックする。次に適切な治療を受ける。この2点です。
|
Re: 手術するべきか悩んでます ( No.2 ) |
- 日時: 2007/12/24 15:46
- 名前: あゆみ
- お答えありがとうございます。
今もこの前述べた症状プラス歩いている最中(特に坂道)腰からお尻、太ももにかけて強い痛みが走ります。 これはいわゆる坐骨神経痛の痛みになるのでしょうか。両側にあらわれています。 ちなみにレーザー手術で有名な病院にも行ってみましたがMRIを見た後すぐ手術の説明をされただけなので少し疑ってしまって。 カイロ療法やAKA療法というのも1人の医者にかえって傷める可能性が高いと言われもうどのような治療法を選んでいけばいいのか分からず悩んでいます。 地元は東海地方ですがもし皆さんの誰かで行かれてよい結果が得られたなどございましたら教えて下さい。 どうぞよろしくお願いします。
|
Re: 手術するべきか悩んでます ( No.3 ) |
- 日時: 2007/12/28 00:40
- 名前: 背骨
- いわゆる座骨神経痛は膝下(ふくらはぎや即は足背又は足底)に痛みが放散しなければ確定できません。臀部と大腿後面痛なら背骨の後ろに位置する椎間関節の負荷からくる関連痛の可能性が高いと思います。このような椎間関節の異常を起こす病態としては椎間板の高度の変性(いわゆる老化、専門的には椎間板症)や(年齢からして)分離すべり症(まれに低形成からくるすべり症)の可能性が否定できません。第4/5腰椎椎間板ヘルニアであると仮定すると、結構おおきなヘルニアがでていて、これにより脊柱管狭窄の状態となり歩行中に下肢痛(間欠性はこう)を生じているか、椎間板の高度変性による椎間板性腰痛+椎間関節負荷による症状の可能性が高いと推察します。下肢の筋力低下が無いかまたは排尿障害がなけえれば一般的には消炎鎮痛剤を3ヶ月間(場合によってはプロスタグランディン製剤も)投与をして、疼痛コントロールを試みますが、これらに抵抗する痛みで日常生活が困難な場合は手術も検討されます。もし下肢の筋力低下や排尿障害を伴っているなら手術を前提に精密検査を行うことを勧めます。
|
Re: 手術するべきか悩んでます ( No.4 ) |
- 日時: 2008/01/03 11:51
- 名前: あゆみ
- 背骨さんお答えいただきありがとうございます。
今はコルセット(自分の体に合わせた物)なしでは生活出来ません。 このコルセットをつけ始めて3、4ヶ月経ちますがコルセットはあまり長期間つけない方がよいと聞きました。 このままつけた状態をキープしていてもよいものなのでしょうか?? こんな状態でいつかは自分の足で歩けなくなるんではないか、子供も産めないのでは??と最近とても不安です。 また仰向けで寝ている時腰を少しでも浮かすと決まって同じ場所がコキっと鳴ります。痛みはありませんがやはりヘルニアが原因でどこかずれているということなのでしょうか?? 今年の3月まで海外生活のため急病でない限り病院にはいけず質問ばかり載せてしまい本当に申し訳ありません。
|
Re: 手術するべきか悩んでます ( No.5 ) |
- 日時: 2008/01/05 16:21
- 名前: 背骨
- コルセットの長期連用は腰周囲の筋肉が衰えるのでお勧めしません。仕事中か日常生活でどうしても我慢できない時に着用することをお勧めします。
既に長期間疼痛で悩んでいるご様子なので、脊椎脊髄の専門医に相談されて、必要なら手術も検討すべきかと思います。専門医は日本脊椎脊髄病学会で検索すれば専門医が記載されています。 腰の異音の原因は不明です。よく指をそらすとボッキと音がしますが、この原因はまだ知られていません。少なくともヘルニアで背骨がずれる事がまずないと考えます。(外傷例でその逆はごく稀にありますが...)。いずれにせよ、積極的な治療対象とはならないと考えます。
|