Re: ヘルニアの縮小について ( No.1 ) |
- 日時: 2008/02/06 09:55
- 名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス <tcokobe@yahoo.co.jp>
- 参照: http://tco-kobe.net/
- ご相談文を読む限り、再発と新たな問題が考えられます。
ヘルニアになる最大の原因は、骨格全体のバランスの崩れです。 骨格全体のバランスが崩れる事で、椎間板には過度の負荷がかかります。 過度の負荷がかかる事で、椎間板は変形し押し出され神経等を圧迫します。 手術により押し出された椎間板を切除しても、押し出す力がかかり続けていると残りの椎間板が再び押し出される場合があります。 これがヘルニアの再発です。 ただ、再発の場合ですと、同じ部位に症状を覚える場合が多く反対側に覚えている為、新たな問題も考えられます。 椎間板を切除する事で椎間板の体積は減り、手術前の体積に戻る事はありません。 椎間板の体積が減った状態での腰椎は、手術前より不安定となります。 不安定故、骨格全体のバランスが手術前と少し違っているのかも知れません。 反対側のヘルニアか、単なる歪みやズレだけなのかはわかりません。 ご相談文を読んでの私なりの推測ですが、左への症状はヘルニアの再発かと思いますが、右への症状が動作時だけである事から反対側のヘルニアは無いのではと・・・ あくまでも推測ですので、しっかりと検査を受けられる事をお薦めします。 ただ、ご相談文からヘルニアになった原因(骨格のバランス)へのアプローチがなされていない様に読み取れます。 椎間板への過度の負荷を取り除かなければ、自然治癒は難しいかと思います。
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Re: ヘルニアの縮小について ( No.2 ) |
- 日時: 2008/02/06 11:38
- 名前: モリ
- お返事ありがとうございました。
まずは検査を受けてみます。
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Re: ヘルニアの縮小について ( No.3 ) |
- 日時: 2008/02/07 01:07
- 名前: 背骨
- 症状からすると左の第5腰神経根の刺激と考えられ、予想されるヘルニアの位置は第4/5腰椎脊柱管内ヘルニアか第5腰椎/第1仙椎外側ヘルニアです。前回、左第4/5腰椎の手術を受けているのなら同一部位の再発ヘルニアとなります。
ヘルニアが大きく飛び出しており、周囲の血管と接触しているのなら白血球が貪食して縮小する可能性があります。この場合はMRIの水を反映する画像(T2強調画像)で白く(高信号)見えてきます。ただし一般的なヘルニアの場合はあまり自然消失する事は少ないと思います。 ヘルニアによる坐骨神経痛はヘルニアの大きさとはあまり関係が有りません。神経痛を生ずる機序はヘルニアによる物理的圧迫とヘルニア出現の際に生ずる炎症(化学的刺激)の両者が存在しないと発生しないようです。このため、自然経過でヘルニアが消失しないにもかかわらず炎症が引けば痛みが軽減・消失します。経験的に3ヶ月保存的に加療するば90%の人は改善するようです。 現在、足上げテスト(ラゼーグ徴候)で80°あがるなら、ヘルニアの坐骨神経痛としては軽度で、多分自然に症状が改善しかかっているのでないかと推察します。この場合、できることは痛みが取れるまで安静として、可能なら炎症が早く治まるように消炎鎮痛剤を服用されることでしょう。仕事時のみコルセットを着用する手もあります。
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Re: ヘルニアの縮小について ( No.4 ) |
- 日時: 2008/02/08 00:03
- 名前: モリ
- お返事ありがとうございました。
本日MRI検査の予約をしてきました、診察はナシです。 痛みはその日によって違いますが長い時間立っていると少し強くなるようです。 起きているときは常時コルセットをしていますが電気治療はもう受けていません。 現在は痛み止めを飲むほどの痛みではないので なるべく薬は飲まないほうが良いと思っていました。消炎鎮痛剤とは痛み止めとは違ったものでしょうか? 処方された薬はボルタレン25と筋弛緩剤と胃薬です。 ヘルニアの坐骨神経痛が軽度ならまだうれしいですが、前回も初期のうちには足も上がりわりと元気に通院していました。それが治療をしながら悪化して行ったのでとても怖いです。
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Re: ヘルニアの縮小について ( No.5 ) |
- 日時: 2008/02/08 12:42
- 名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス <tcokobe@yahoo.co.jp>
- 参照: http://tco-kobe.net/
- コルセット等の保護具は、常時の装着は筋力低下に繋がる可能性があります。
症状が強く、コルセットを装着していないと辛いと言う時以外は外される方が良いでしょう。
消炎鎮痛剤と痛み止めは同じです。 痛み止めにより炎症を早く治める事であれば、背骨さんのお書きの通り服用をされると良いでしょう。 ただ、服用されても炎症の発生する行為を取り続ければ炎症は治まりません。 安静に出来るのであれば、痛み止めの服用は効果的と言えるでしょう。 お体を拝見しておりませんので現状が分かりませんが、現状で炎症が無いのであれば飲まない方が良いでしょう。
個人的には、痛みで止めは我慢できる範囲の痛みであれば飲まない方が良いと考えます。 痛みとは、体から発せられる「その姿勢では悪化しますよ」との警告信号と考えます。 人間は、痛みを覚えると痛くない姿勢を無意識に取り悪化を防ぎます。 痛み止めを飲む事で、本来は痛みがあっても痛みを感じない為に痛くない姿勢を取ろうとはしません。 その為、炎症の発生する動作や姿勢を取り続ける事で炎症は引かず、痛み止めの効果が薄れると再度痛みを覚える場合が多いです。
炎症とは、安静と冷却で治まるものです。 現在、飲むほどでないとの事から炎症自体は治まりつつあるものと推測されます。
炎症を取り除くには服用が良いでしょう。 炎症を発生させない為には、服用せずに安静が良いでしょう。
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Re: ヘルニアの縮小について ( No.6 ) |
- 日時: 2008/02/08 12:51
- 名前: モリ
- 再びお返事ありがとうございました。
今のところ通常の日にはできるだけの安静ができますので、痛み止めは我慢できるときには飲まないでおこうと思います。 ボルタレンは25ではなく35でしたので座薬ほどではなくても強いものですよね。
もう1つ教えて頂きたいのですが朝起きぬけに痛みを感じやすいのはどうしてなのでしょうか? よその方の投稿でも何度か見かけたものですが、痛む方の足を下側にして横向きにエビのようにして眠っています。 目覚めたとき違う体制だったりはありますが、起きて1時間くらいすると痛みが引いてきて日中はわりと楽です。また夜に少し重い感じがきます。
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Re: ヘルニアの縮小について ( No.7 ) |
- 日時: 2008/02/08 18:05
- 名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス <tcokobe@yahoo.co.jp>
- 参照: http://tco-kobe.net/
- 体が受ける負荷は、静と動の二つがあります。
寝ると言う姿勢では、静の負荷が体にかかります。 歪み等で骨格全体のバランスが崩れている場合、その負荷が正常に分散されず一点に集中します。 その結果、筋肉が硬直し関節が硬化してしまう事が要因でしょう。 また、睡眠中は体温の低下と共に筋肉内の温度も低下し、より症状が顕著に現れます。 静の負荷が動の負荷に移行する時、硬くなった筋肉や関節は動きが取り難くなります。 ゴソゴソと動いている内に体温や筋肉内の温度が上昇します。 温度上昇と共に筋肉は緩和され、関節の硬化も和らぎます。 また、姿勢の変化により負荷が正常に分散されるようになり、症状が緩和された感じを覚えるのです。
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Re: ヘルニアの縮小について ( No.8 ) |
- 日時: 2008/02/08 18:35
- 名前: モリ
- この度もありがとうございました。
筋肉なのか?関節なのか?硬さのような感じはしていました。 眠るとき少し布団の中を温めるようにしてみます。 後は検査結果を見てからまた考えたいと思います。 いろいろありがとうございました。
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