Re: 椎間板ヘルニアの吸収について ( No.1 ) |
- 日時: 2008/04/18 13:13
- 名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス <tcokobe@yahoo.co.jp>
- 参照: http://tco-kobe.net/
- ヘルニアには、脱出型と膨隆型の二種類あります。
骨と骨の間にある椎間板が、歪み等の非正常な過度の負荷を受ける事で圧迫されます。 負荷による圧力が大きくなったり長時間であると、椎間板が押し出される格好で飛び出します。 椎間板は、半液体状の髄核を繊維輪が包んでいます。 この時、繊維輪が破れずに変形した状態のヘルニアを膨隆型ヘルニアと言います。 繊維輪が破れ、中の髄核が漏れ出した状態のヘルニアを脱出型と言います。 症状的には脱出型の方が強い場合が多いです。 この時、漏れた髄核は半液体状ですのでレントゲンに写らない場合が多く、MRIでなら殆ど写ります。 髄核自体は元々体内に存在する物質ですので、貪食細胞によって自然消滅(吸収)します。 自然消滅すれば症状も消えるでしょうが、根本的な原因が改善されていなければ再び同じ結果(再発)となる可能性も残ります。
ヘルニアとは、日々の不良姿勢を繰り返す事で骨格全体のバランスに崩れが生じて発生します。 バランスの崩れによって、上で書きました負荷がかかります。 自然消滅するまでの時間ですが、人によって様々です。 また、不良姿勢を繰り返しながらであればお時間はかかる可能性もあります。 ヘルニアを改善するより、ヘルニアになった原因(骨格全体のアンバランス)を改善される方が再発の可能性もなくなります。
|
Re: 椎間板ヘルニアの吸収について ( No.2 ) |
- 日時: 2008/04/18 15:37
- 名前: れん
- ご回答ありがとうございます。
私の場合は脱出型のようですね。(そう診断されました。)吸収(消滅)には個人差ですか・・・・ 骨格のバランスの強制をすれば吸収も早くなるのでしょうか?
|
Re: 椎間板ヘルニアの吸収について ( No.3 ) |
- 日時: 2008/04/18 18:04
- 名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス <tcokobe@yahoo.co.jp>
- 参照: http://tco-kobe.net/
- ヘルニアで腰痛等を覚える方は、ヘルニアによる症状と骨格のバランスの崩れによる症状とが考えられます。
また、その両方による場合もあります。 骨格のバランスを改善する事で吸収が早くなる事はありませんが、吸収される前に症状が軽減する場合はあります。
|
Re: 椎間板ヘルニアの吸収について ( No.4 ) |
- 日時: 2008/04/18 18:57
- 名前: れん
- ご回答ありがとうございます。
ヘルニアになったことにより根本治療と思いまして頚椎のカイロにかよっております。1ヶ月に1回ぐらいです。効果は痛みのためかあんまりよくわかりません。(正直なところ・・・)違うカイロを探したほうがよいのでしょうか?このホームページでさがしてみたところいろいろあって悩みます。。。
|
Re: 椎間板ヘルニアの吸収について ( No.5 ) |
- 日時: 2008/04/18 19:35
- 名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス <tcokobe@yahoo.co.jp>
- 参照: http://tco-kobe.net/
- ヘルニアになる方の多くは骨格全体のバランスに問題があります。
腰や骨盤等に固執した矯正では改善しにくいかと思います。 頚椎カイロがどの様なものなのかがはっきりとわかりませんが、頚椎に固執した矯正を施す院であれば難しいかと思います。 また、お体を拝見しておりませんので断言は出来ませんが、ご相談文を読む限り月一での矯正では難しいかとも思います。 もう少し間隔を詰める等の施術プログラムを、通院されている頚椎カイロの先生と相談されても良いかと思います。 また、改善の見込みがないとお思いでしたら、転院されるのも一つの手かと思います。
カイロプラクティックの施術者の腕の差は極端にあります。 良い先生とは、知識・経験・技術を有する先生です。 少なくとも、ここで回答を寄せる先生方は、回答文等から知識と経験を有する先生と判断出来ます。 また、差し付けなければ、れんさんの通える範囲をここに書かれると良いでしょう。 何方かの先生がご紹介下さるかもしれませんよ。
|
Re: 椎間板ヘルニアの吸収について ( No.6 ) |
- 日時: 2008/04/18 21:47
- 名前: れん
- 丁寧なご回答ありがとうございます。
頚椎カイロの先生とも相談してみようと思いましたができれば社会復帰を確実に早くとの思いもありますのでよろしければご紹介していただきたく存じます。 私は京都(市内)在住です。 知識・経験・技術を有する先生をお知り合いでいらっしゃいましたらご紹介よろしくお願いいたします。
|
Re: 椎間板ヘルニアの吸収について ( No.7 ) |
- 日時: 2008/04/19 08:41
- 名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス <tcokobe@yahoo.co.jp>
- 参照: http://tco-kobe.net/
- 大阪であれば、当掲示板で回答を寄せる先生が居られます。
ご参照下さい。⇒http://www.lumbar.jp/faq_dr_link.htm
また、大阪市内ですと何件かご紹介出来ます。 ご興味がおありでしたらメールにて・・・
|
Re: 椎間板ヘルニアの吸収について ( No.8 ) |
- 日時: 2008/04/19 10:13
- 名前: れん
- お返事ありがとうございます。
通える範囲かどうか調べてみようと思います。 ありがとうございました。
|
Re: 椎間板ヘルニアの吸収について ( No.9 ) |
- 日時: 2008/04/20 00:34
- 名前: 背骨
- 椎間板ヘルニアには大きく2つに分類されます(non-contained type, contained type)。更に2つに分かれていますnon-contained: extruion, sequestration, contained: prolapse, protrusionです。冨岡先生に言われる分類で十分分かりやすく直感できます。さて、造影MRIでヘルニアが造影されたと言う事はヘルニア塊に血行が有る証拠で、と言うことは脱出したヘルニアが白血球で貪食されるということです(即ち、消えます)。経験的には3ヶ月以内ですが、文献上2ヶ月という報告があります。
ところで、たとえヘルニアが完全吸収されなくても、神経組織周囲の炎症が落ち着けば痛みが改善(消失)され手術とはなりません。このような時期が来るのは下肢痛の発作が生じて平均3ヶ月です。いずれにせよ、椎間板ヘルニアを過度に心配する必要はありません。
|
Re: 椎間板ヘルニアの吸収について ( No.10 ) |
- 日時: 2008/04/20 10:18
- 名前: れん
- 背骨さんご回答ありがとうございます。
吸収=痛みと思っていました。2日ほど前より少し痛みがましになってきたように思います。座ることはまだ痛み出しますが立ったり歩いたりの左足の痛みは軽減されました。 この経験を通じて骨格のバランスの改良など再発しないように心がけていきたいと思います。
|