Re: 腰椎椎間板ヘルニアでの歩行障害 ( No.1 ) |
- 日時: 2008/11/01 10:46
- 名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス <tcokobe@yahoo.co.jp>
- 参照: http://tco-kobe.net/
- 仙腸関節に限らず、歪みやズレや関節の可動域の問題が発生すれば、当該関節に負荷のかかる動作を行なえば様々な症状を覚える場合があります。
その症状は、違和感・鈍痛・激痛・痺れ等様々で、歩行障害となる場合もあります。
腰部から枝分かれした神経は、仙骨の前面を通って足へと伸びています。 うつ伏せでの押圧により、その神経に影響を与えると、足に痛み等の症状が顕著に現れる場合があります。
ただ、仙腸関節だけがズレる事は殆どありません。 仙腸関節がズレていれば、隣接する関節をはじめとする骨格全体のバランスが崩れているでしょう。 仙腸関節にこだわらず、骨格全体のバランスを改善されると椎間板ヘルニアも改善されるでしょう。 逆に、仙腸関節のズレだけを改善されても、椎間板ヘルニアは改善されないでしょう。
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Re: 腰椎椎間板ヘルニアでの歩行障害 ( No.2 ) |
- 日時: 2008/11/01 10:46
- 名前: めじ
- 富岡先生、ご多忙中返信ありがとうございます。
もう少し相談させてください。
先生の回答で『うつ伏せでの押圧により、その神経に影響を与えると、足に痛み等の症状が顕著に現れる場合があります。』とありますが、うつ伏せでの押圧による仙骨周辺神経への刺激=歩行負荷による仙骨周辺神経への刺激と考えることはできますか? 歩行負荷による仙骨周辺神経への刺激であればヘルニア摘出手術での回復は見込めませんか?
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Re: 腰椎椎間板ヘルニアでの歩行障害 ( No.3 ) |
- 日時: 2008/11/01 10:46
- 名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス <tcokobe@yahoo.co.jp>
- 参照: http://tco-kobe.net/
- うつ伏せでの仙腸関節上部への押圧は、仙骨や骨盤の歪みや可動域の問題を見る検査の一つです。
その検査の結果が、歩行負荷による仙骨周辺神経への刺激とは考える事は出来ますが、必ずとは言い切れません。 歩行負荷による仙骨周辺神経への刺激であれば、ヘルニアの摘出手術を行なう事で現在の症状は取り除く事は可能でしょう。 しかし、ヘルニアになってしまう原因が残っていれば、同じ部位の再発や隣接部位に新たなヘルニアが発生する可能性があります。 ヘルニアの治療で大切な事は、ヘルニアそのものを排除するのではなく、ヘルニアになってしまった原因を排除する事です。 その原因の多くは、日々の不良姿勢と、不良姿勢を繰り返す事からなる骨格全体のバランスの崩れです。 カイロプラクティック等で、骨格全体のバランスを改善する事で椎間板ヘルニアも改善され、歩行時の症状も改善されるでしょう。 個人的には手術は最終手段と考えます。 お体を直接拝見しておりませんので断言は出来ませんが、ご相談文を読む限り手術せずとも改善出来るレベルと考えます。
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