Re: 腰椎分離症と言われました。 ( No.1 ) |
- 日時: 2009/03/01 15:59
- 名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス <tcokobe@yahoo.co.jp>
- 参照: http://tco-kobe.net/
- 腰椎の左右それぞれの後側方から伸び、途中で一つとなり、アーチ状に形成された椎弓(ついきゅう)と言われる突起があります。
この椎弓は、下の骨と瓦状に重なり、腰椎を前方へ滑り込む事を抑制しています。 腰椎分離症とは、この椎弓の根元が骨折する事です。 片側のみが骨折する場合もあれば、両側が骨折する場合があります。 片側のみの場合、骨折していないもう片側が前方への滑り込みを抑制します。 両側の場合、ストッパーが無い状態ですので前方へ滑り込み易くなります。 この分離症は、成長期であれば自然融合する場合がありますが、成長期を過ぎると自然融合は望めません。 ただ、椎弓には痛覚神経が殆ど通っておりませんので、骨折する事だけでは腰痛を覚える事はありません。 分離状態であっても、日々の生活上での意識とケアを怠らなければ普通の生活は送れます。 ちなみに、私自身も分離症ですが、腰痛は全くありません。
続く
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Re: 腰椎分離症と言われました。 ( No.2 ) |
- 日時: 2009/03/01 16:01
- 名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス <tcokobe@yahoo.co.jp>
- 参照: http://tco-kobe.net/
- その多くは・・・
・滑り込む事での影響 アーチ状に形成された椎弓のアーチ部に、脳から出た脊髄神経が通っています。 前方へ滑り込む事で、この脊髄神経に何だかの影響を与えると、腰痛等の症状を覚え、最悪は下半身不随となる場合もあります。
・骨折する程の負荷を与える骨格バランスの悪さ 関節や周囲の筋肉は、過度の負荷がかかると硬化し、負荷に対する限界点が低くなります。 また、骨格バランスが崩れると負荷を適度に分散出来ず、特定部位に過度の負荷が集中する場合があります。 限界点の低い関節に過度の負荷がかかる事で関節の限界点を越え、ギックリ腰となる場合もあります。
背骨が全体的に緩やかに左側に傾いてるとの事ですので、骨格バランスの悪さが考えられます。 カイロプラクティック等で、骨格全体のバランスを改善されると良いでしょう。 また、ご自身の日々の不良姿勢を改める事も大切となります。
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Re:ありがとうございます。 ( No.3 ) |
- 日時: 2009/03/06 10:03
- 名前: かえちゃん
- 今、ご返信頂きました内容を拝見致しました。
ご丁寧なアドバイスを本当にありがとうございます。 椎弓には感覚神経は殆ど通っていないんですね。 むしろ、背骨が左側に緩やかに傾いている事のほうが 問題があるのですね。。。 カイロプラクティックなどに通う場合、 分離症のことをきちんと告げれば それに応じた治療をしてもらえるのでしょうか? できれば教えて頂けますでしょうか? 私は痛がりの怖がりですので、カイロプラクティックや 接骨院などに通うことがとても怖いです。 通って余計に悪くなったら・・などとすぐに 考えてしまいます。。。
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Re: 腰椎分離症と言われました。 ( No.4 ) |
- 日時: 2009/03/07 13:05
- 名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス <tcokobe@yahoo.co.jp>
- 参照: http://tco-kobe.net/
- >背骨が左側に緩やかに傾いている事のほうが問題があるのですね。。。
背骨の傾きより、骨格全体のバランスの崩れと考える方が良いでしょう。
>カイロプラクティックなどに通う場合、分離症のことをきちんと告げればそれに応じた治療をしてもらえるのでしょうか? 通常の知識や経験、技術力を持つ先生であれば大丈夫でしょう。 ただ、中には『分離症?』って顔をする人も居られるらしいです。 まずは分離症である旨を伝え、ご自身が気になる点を質問されると良いでしょう。 嫌な顔一つせず、理解出来る言葉で説明され、ご自身が納得出来る説明をされる先生が良いでしょう。
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Re: 腰椎分離症と言われました。 ( No.5 ) |
- 日時: 2009/03/09 22:13
- 名前: かえちゃん
- お返事ありがとうございます。
骨格全体のバランスが崩れているんですね。 もう少し近ければ先生のところで 是非診て頂きたかったのですが 残念です。 なるべく納得できる、いいカイロプラクティックを 探してみます。 本当にご親切に説明下さいまして ありがとうございました。 感謝致します。
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