 Re: 11歳の息子－腰椎分離 ( No.1 ) |
- 日時： 2010/03/16 13:48
- 名前： かとう <katou.masaki@maroon.plala.or.jp>
- 小5の息子が腰椎分離症と診断されました｡
幸い初期の発見だったらしく｡｡｡
・レントゲンでは発見出来なくてMRIで発見
・第５腰椎 右側の腰弓に白い線がスーと入ってい ます｡
痛みが強く出ましたが､今は歩行時には､さほど感じなくなって来ました｡
診断後５日目から硬質コルセットを着用しています｡
主治医の先生からは『子供の場合は骨折の治りが早いと思われているが､今回は骨の状態をみながら骨融合可能であった場合６ｹ月と思って下さい｡体育･スポーツは禁止ですよ』と指示がありました｡
今まで､サッカーをしない日がなかった息子は､いろいろ不安を感じている様子です｡
ちなみにポジションはＧＫです｡
皆さんの体験から治療期間の長期化が感じられましたが､骨融合が可能になった場合どの位でチーム（練習）復帰出来ることが多いのでしょうか？
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| Re: 11歳の息子－腰椎分離 ( No.2 ) |
- 日時： 2011/02/04 10:50
- 名前： 鈴蘭台カイロプラクティック <suzurandai.net@hotmail.co.jp>
- 参照： http://www.suzurandai.net/
- 私の知る範囲では、１ヶ月で自然治癒された方は居れば、何年も必要だった方も居られます。
分離度合いと、お子さんの成長度合いによって変わってきますので、一概には何ヶ月とは言えないかと思います。
自然治癒は、成長過程でしか出来ず、成長期を過ぎると自然治癒は望めません。
分離部位である腰椎後方の突起には、痛覚神経が殆ど通っておりません。
ですので、分離するだけでは腰痛を覚える事は殆どありません。
実際、分離症を持ったままで普通の生活を送られている方は多く居られます。
ちなみに、私も分離症を持っておりますが、今現在は全く腰痛を覚えていません。
分離症で一番怖いのは、分離症の延長上にある『すべり症』です。
すべり症になると、最悪の場合は下半身不随となる場合があります。
今現在、自然治癒が望めるのであれば、安静にされる事をお勧めします。
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| Re: 11歳の息子－腰椎分離 ( No.3 ) |
- 日時： 2010/03/17 11:50
- 名前： かとう <katou.masaki@maroon.plala.or.jp>
- ご説明ありがとうございます｡
主治医の先生からも成長期に『すべり症』へ移行する危険性の説明を受けました｡
ＭＲＩでは分離症状の近くに内出血がみられました｡痛みの原因はそこから来ていたのでしょうか？
やはり楽観視はしていられませんね｡
ただ､コルセット着用してから３週間がたち痛みが感じられなくなって来たので子供にもストレスが出て来ました｡
サッカーの練習が出来ない・体育が出来ない・外遊びも出来ない!!!とても辛いようです｡
学校で初めはクラスの子供達も痛がる姿に『大丈夫？』と声を掛けてくれていましたが､最近は『ずる！もう痛くないだろう！』と言われるみたいです｡それがとっても辛い!!!と息子は､かなりへこんでいます｡
腰なので､手や足のように装具を目の当たりにしない他の子供達には長い期間､体育や掃除をしない事に対して不信感がでてきたのかなと思います｡
私が登下校時ランドセルを運んでいるので『腰の怪我だから治るまでは時間がかかるよ』と他の子供達に声を掛けてはいます｡｡｡
今まで週末はチーム練習､平日はスクールでの練習(週２回)と大好きなサッカーをやっていただけに気持ちのケアーが大変です｡
主治医の先生に相談したところ､『手は使っても良いからね』と言われ握力の強化(テニスボールﾆｷﾞﾆｷﾞ)をしています｡
安静期間でもストレスを解消する方法はないでしょうか？
リハビリが始められるのは通常どの位からになりますか？
子供が､しょんぼりしている姿をみるのはとても辛いです｡
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| Re: 11歳の息子－腰椎分離 ( No.4 ) |
- 日時： 2010/03/20 02:21
- 名前： 背骨医者
- 分離症の原因は過度の身体的ストレスからくる疲労骨折と考えて良いと思います。だいたい小学生から中学生までの骨成熟が未熟な運動選手に多い印象があり、特に背骨を後ろに曲げる運動が多い子（野球、柔道、体操）に多い傾向があります。成人になると分離が完成しても疼痛を伴わない方が圧倒的に多いのですが希に痛みの為、手術になる例もあります。
今回、幸いにしてMRIのみでしか判断できない分離なので骨癒合する可能性が極めて高いの思います。長目に見て3ヶ月の着用で十分かと思いますがMRIの信号変化が正常化しCTで分離の傾向がなければ早期に外せる可能性があります。
要は、腰椎を反らさない事（伸展させないこと）が重要なので、脊椎に過度の加重のかからない自転車こぎや大腿四頭筋訓練や上肢の筋力トレーニングは可能と思います。詳しいことはスポーツ専門の整形外科医師に相談することが良いと思いますが私なら上記の運動は許可します。
因みに分離すべり症は脊柱管の本管は拡大する方向に椎体がすべるので半身麻痺となることはありません。ただし、すべることで神経の枝が上下の椎体で挟まれることがあり片側の１つの筋肉に麻痺を生ずることが希にあります。
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| Re: 11歳の息子－腰椎分離 ( No.5 ) |
- 日時： 2010/03/23 08:58
- 名前： かとう <katou.masaki@maroon.plala.or.jp>
- お忙しい中 ご返答ありがとうございます｡
硬質コルセット着用１ｹ月がたち､週末レントゲン撮影を行って来ました｡
現在の所 すべり症に移行するような動きはありませんでした｡
２回目のＭＲＩは５月の上旬に予定しています｡（初診から３ｹ月目）
現在､通院している整形外科はスポーツドクターですが腹筋・背筋の強化についての説明は､まだ受けておりません｡
やはりＭＲＩで完全に骨癒合が確認されてから指示されるのでしょうか？
早期骨癒合には超音波が有効だとの記事を読んだ息子が主治医に『僕の腰の骨にも効きますか？効くならやってみたいんですが...』と相談したところ『そうだね･･･腰の奥深くに浸透する為には方法があるから先生も来週の診察までに君に合った治療を考えてみるよ』と答えてくれコミニュケーションが取れているように感じています｡
息子の疑問や質問に対して分かりやすく､そのつど説明をしてくれるので転院は考えていませんが､少々治療期間が長いような気がしないでもありません｡
リハビリに入るのが遅いと競技復帰に影響は出ないのでしょうか？
また､息子の場合サッカーとはいえゴールキーパーなので飛んだり腰を反らせる動きが多々あります｡
復帰した場合スポーツ用の腰サポーターは必要となるのでしょうか？
現在､小学生ですが今後 同じような怪我に遭遇しない為にも小学生から中学生までの骨成熟が未熟な時期は腰サポーターを使用して練習を行ったほうが良いのでしょうか？
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| Re: 11歳の息子－腰椎分離 ( No.6 ) |
- 日時： 2010/03/25 23:57
- 名前： 背骨医者
- 現在､通院している整形外科はスポーツドクターですが腹筋・背筋の強化についての説明は､まだ受けておりません｡
分離症は疲労骨折と考えて良いので過度の負荷はよろしくないでしょう。例えば通常に行う、体幹を屈曲・伸展する運動です。しかし、関節を動かさなくても等尺性運動（関節を動かさないようにして筋緊張を行い筋力トレーニングする方法）可能かと思いますがその点はスポーツ専門の整形外科医師のほうが詳しいと考えます。
やはりＭＲＩで完全に骨癒合が確認されてから指示されるのでしょうか？
その方がベターだと思います。
早期骨癒合には超音波が有効だとの記事を読んだ息子が主治医に『僕の腰の骨にも効きますか？効くならやってみたいんですが...』と相談したところ....
確かに遷延治癒骨折などに磁場、超音波で骨促進する方法がありますが、超音波では遠すぎると思います。磁場は可能ですが、日本では保険適応外かもしれません。
治療期間が長いような気がしないでもありません｡
骨癒合は最低3ヶ月はかかるものと思ってください。一般的に分離症は骨癒合する方が珍しいので慎重になっている事に理解してください。
リハビリに入るのが遅いと競技復帰に影響は出ないのでしょうか？
影響はでます、しかし長い見でみて治癒後にリハビリで良いと考えます。腰のサポーター着用が分離症を予防するというエビデンスはありません。また多くのお子さんは分離症になりません。よってサポーター着用は過度な反応と思います。大事なことは腰痛を軽く考えずにまず整形外科を受診することと思います。
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| Re: 11歳の息子－腰椎分離 ( No.7 ) |
- 日時： 2010/03/26 10:25
- 名前： かとう
- 数々の質問に丁寧な回答ありがとうございます｡
やはり安静を心がけて長い目で治療して行きたいと思いました｡
骨癒合には､まだ成功していませんが主治医と沢山 話をして良い方向に進んで行ける事を期待したいと思います｡
息子の焦る気持ちや私の心配も過敏になり過ぎないように気をつけていきたいです｡
身体の不調を見逃さずに休むことも大事だと気付かされました｡
回答して下さった皆さんありがとうございました｡
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