 Re: こどもの腰椎分離症 ( No.1 ) |
- 日時： 2017/06/06 09:46
- 名前： 千駄木治療院
- 参照： http://www.sendagichiro.com/
- はじめまして
分離症は成長期でまだ骨が未成熟がときに腰をそらしたりなどの反復の動きを繰り返すと起こる疲労骨折です。器械体操やバレエなど腰をそらす運動をしている方によく起こります。
一度分離してしまった部分はなかなかくっつくことが難しく、そういう意味では「融合が不完全」といえると思います。
安静など保存的療法を試みて、改善しなければ、その部分を固定する手術なども選択枝になるかと思います。通常の生活であれば、その部分への負担を軽減する方向に治療することで支障がないまで改善することはありますが、バレエなどの負担となる運動をするとなるとどこまで効果があるか、改善させられるかは未知数なところがあります。
先生とよくご相談されてみてください。
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| Re: こどもの腰椎分離症 ( No.2 ) |
- 日時： 2017/06/06 16:23
- 名前： とろらん
- ありがとうございます。
やはり、痛みが出るということは、融合が不完全ということなんですね・・・。
普段の生活に支障のない程度には回復しても、バレエ復帰はなかなか難しいと考えた方がよい、ということでしょうか。
聞くところによると、バレエダンサーの３割に分離症が見られるとのことだったので、痛みさえとれれば、また、以前のようにバレエができるのでは、と期待を抱いていたのですが、現実は厳しいですね。
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| Re: こどもの腰椎分離症 ( No.3 ) |
- 日時： 2017/06/07 20:32
- 名前： 千駄木治療院
- 参照： http://www.sendagichiro.com/
- 分離した部分は治らない、バレエは続けられるか？難しい問題であるのですが、金メダリストのボルトは病名こそ違いますが、側彎症であることはよく知られたことです。
ハンディがあってもそれだけの結果を出せるわけですから、問題を最小限に、支障がそれほどでない程度にコントロールできれば、なんとかなるということだと思います。
とろらんさん場合も、治療を試みて運動に支障がない程度に安定させられれば、完全ではないしてもバレエは続けられる可能性はあると思います。「痛みさえとれれば、また、以前のようにバレエができるのでは」というのはその通りだと私も思います。
ただ分離症といいましても、その程度は様々ですので一概にどうのこうのとは言えません。
ではどうしたらいいの？ですが、まず治療をしてみて、その結果、症状はどの程度まで改善するのか？うまく改善したとして、症状は継続的に安定するのか？バレエをしても、症状は悪化しないか？などなど治療をしながら経過の推移のなかで総合的に判断していくしか方法はないのです。
それなりに力を入れてらっしゃるということですので、なるべく続けていただきたいですし、お近くならば、お役に立てそうか？拝見してみることはできます。
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| Re: こどもの腰椎分離症 ( No.4 ) |
- 日時： 2017/06/07 21:28
- 名前： とろらん
- お返事、ありがとうございます。
分離症の程度は、レントゲンには写らずＭＲＩで診断がつきました。怪我の程度を見るためにＣＴもとってもらい、分離症は片方のみ、完全に分離しているわけではなく、半分ほど亀裂が入っている状態でした。
そのため、診断は３か月のコルセット治療で９割がたくっつくだろう、ということでした。
しかし、実際ほんの少しバーレッスンに参加しただけで、最初と同じ程度の痛みが出てしまったことで、最初の診断の見込みが甘かったのでは、と不安に感じています。
痛みと骨の融合は別のものなのか、融合していないから痛いのか・・・。
融合していないとして、バレエはできなくなってしまうのかどうか・・・。
バレエは大好きなので、できれば続けたいと思っています。
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| Re: こどもの腰椎分離症 ( No.5 ) |
- 日時： 2017/06/08 21:42
- 名前： 千駄木治療院
- 参照： http://www.sendagichiro.com/
- 分離してしまった部分はなかなか融合しないというのがわたしの臨床経験上の認識なのですが、硬性コルセットをつけて安静にすると9割はくっつくと整形では
言われることが多いようです。
たまたまとろらんさんが残りの1割に入ってしまったのか？9割というのはその病院の過去の臨床データに照らして適切な数字なのか？再度挑戦という可能性もあるのかをまず確認してみてはいかがでしょうか？通常は再度ＭＲＩなどで骨の状態を確認してから、運動の許可がでるはずなのですが、そういう手順は踏んでいるのでしょうか？
疑問を感じてらっしゃるように痛みの原因はいろいろな可能性があります。分離部分が原因で痛いのか、ほかの原因で痛いのか様々な可能性があります。痛みが出た時点と同時に分離した→「だから痛くなった」とも限りませんよね。分離は以前からあったけれど、痛みは出ていなかったという可能性だってあるわけです。もし、そうならば、分離はしていたけれど、痛みは出ていなかった前の状態まで戻してあげれば、バレエはできるとも言えるわけです。
ひとつの原因だけにとらわれず、いろいろな可能性を探っていったほうが症状改善につながる可能性は高くなります。
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| Re: こどもの腰椎分離症 ( No.6 ) |
- 日時： 2017/06/09 06:40
- 名前： とろらん
- ご回答ありがとうございました。
今月ＭＲＩの予約が入っていますので、そこでなんらかの見通しはたつのではないかと思います。
その結果がでる前に、ある程度方向性を知っておかないと、ＭＲＩ診察を受けても次のステップについて冷静に話ができないのでは、と思って質問させていただきました。
臨床と見立ては違うのですね。
９割くっつく、といわれたのに、少し動かすと痛みが出てしまったことで、不安な気持ちになりました。くっつかないということもある、ということなので、そうであったときにどういう選択肢があるのか、よりベターな選択を考えてＭＲＩ診察を待ちたいと思います。
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| Re: こどもの腰椎分離症 ( No.7 ) |
- 日時： 2017/06/27 19:16
- 名前： とろらん
- 先日のMRIの結果、骨はきちんとくっついていますよ、との診断をいただきました。
コルセットも外してよく、体育等の運動も再開してＯＫとのことでした。
ただし、バレエは普通の運動ではない動きが多いため、徐々にやるようにしてください、とのこと。
併設のリハビリセンターでのリハビリもしばらく続けることになりました。
少しずつ、と言われても、子どもはやっちゃいますよね・・・。そこを監視しつつ、バーレッスンには復帰しました。
多少痛いということはあるようですが、以前ご相談した時のような痛みはなく、あまり急激に足を上げたり、ジャンプしたりはひかえるようにしながら、レッスンに参加させています。
ただ、融合後しばらくは再発の可能性もあるとのこと、注意して見守っていきたいと思います。
ありがとうございました。
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