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女性の腰痛_2 〜腰痛とは〜 まず、腰痛になる原因を理解しましょう。みなさんの中でも、多くの人が腰痛を1度は経験されていると思います。 女性特有の腰痛を理解する上でも、まずは、「腰痛ってなに?」と、いうところから始めて行きましょう。 腰痛について、このような言葉があります。 「力学的要素は、腰痛発生に最も重要である。」 では、この難しい文章を簡単に言うとどうなるか・・・? 「負担やストレスが、腰痛の大きな原因になる」と、言えると思います。
腰痛の大きな原因と考えられる「負担やストレス」の例。 日常生活における負担やストレスの一例として、下記があげられます。 ※ クリックすると、それぞれの正しい姿勢が表示されます。 ・ 姿勢が悪い ・ 運動不足 ・・・など。
▼ では、もう少しだけ詳しく具体的に腰痛について説明すると、下記のように大きく4つに分類することができます。 1 : 靱帯・筋肉・腱などの支持組織の損傷 (例-ぎっくり腰(筋肉痛) 2 : 関節の炎症や損傷 (例-変形性脊椎症 3 : 椎間板の損傷 (例-椎間板ヘルニア 4 : 脊髄レベルにより支配される内蔵の病気や損傷 (例-子宮内膜症
「腰痛になる人」と「腰痛にならない人」 腰痛と言っても、同じ仕事や生活をしていても「腰痛になる人」と「腰痛にならない人」がいます。 きっとみなさんも、不思議に思った事があると思います。 では、その原因は何だと思いますか?? ここが今回、みなさんに最も知っていただきたいことなのです。
それは・・・ 「体の構造的(解剖学的)にも、腰に負担やストレスがかかりやすい場合がある」と、いうことなのです。
女性の成長段階における、腰に「負担やストレス」がかかりやすい例。ここで女性について、その成長段階を大きく分け、さらに例を挙げながら説明いたします。
・ 生まれる前 : 遺伝的に「股関節の成長不全」が多く、「股関節脱臼」の経験が多い。 ・ 子どもの時 : 小学校などでの検査で「側弯症」といわれる。 ・ 思春期の時 : 胸の発育に伴って、肩こりや腰痛を経験する。 ・ 20歳〜 : 遺伝的にも婦人科系疾患疾患からの腰痛の可能性がある。 ・ 出産後 : 骨盤の負担から腰痛になる人が多い。 ・ 閉経後 : 骨粗鬆症(こつそそうしょう)から、股関節や背骨の骨折の危険性がある。
▼ また、男女共に体の構造(解剖学的)にも、負担がかかることがあります。
男女共に体の構造(解剖学的)にも、負担がかかる例。 ・ 腰椎5番と仙骨の間の関節面が、左右非対称になっている。 ・・・約1人/4人 ・ 坐骨神経が梨状筋という筋肉の中を通っている。 ・・・約1人/10人 その他、背骨の仕組みに興味のある方は、下記のイラストをご覧ください。
女性に理解していて頂きたい事特に、女性の方にご理解いただきたい事は、「このような体の構造(解剖学的)からの腰痛をすでに持っている可能性がある」という事。 そして、さらに重要なことは、「このような原因がある場合、普通以上に妊娠時の腰痛は苦しくなる可能性がある」 という事です。 私は、この掲載の目的として、女性特有の腰痛の原因は、背骨からだけではないことが多いことを、みなさんにご理解いただきたいと考えています。
特に、以下のキーワードに当てはまる方は、婦人科系の問題が腰痛の原因になっている可能性がありますので、定期的に問題をチェックすることをお勧めします。
女性特有の腰痛の原因(婦人科系の問題)として、定期的にチェックしておきたいキーワード。 ・ 20歳過ぎである。 ・ 腰痛症状がある。 ・ 家系で婦人科の病気になった人がいる。 ・ 最近、生理に変化がある…etc
次回は、「妊娠中の腰痛」についての掲載になります。ご興味のある方はぜひご覧ください。 少しでも皆様の御参考になれば幸いです。
「妊娠・出産に関する腰痛」の質問と回答。腰痛治療 相談掲示板に寄せられた本ページに関連する質問と回答です。 直接お体を拝見しての回答ではありませんので、一例、治療・体験談として参考にして下さい。
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目次 : 女性の腰痛 > 次は、「妊娠中の腰痛 1 〜ホルモン(リラキシン)による影響」です。
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