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ぎっくり腰の治し方〜症状と原因、対処と予防について。「腰痛といえば、ぎっくり腰」。このようにイメージなされる方も多いのではないでしょうか? 日常生活のふとした何気ない動作で、突然激しい痛みに襲われ動けなくなるので、一度でも、「いわゆる」ぎっくり腰になってしまった方々の中には、不安を感じている人も多いはずです。 又、「何気ない動作」で「突然」ですから、ぎっくり腰は誰にでも発症する可能性があるかもしれません。 そんな時の為に、このページでは、なぜ起こるのか?原因の理解や、実際にぎっくり腰になった場合の応急処置を含めどう対処したらよいのか?未然に防ぐための予防法は?など、ぎっくり腰の治し方について解説してゆきます。
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ぎっくり腰とは?その「症状」について。ぎっくり腰とは、腰部に痛みがあり、内臓疾患でもなく、レントゲン写真を撮っても異常が見られないものの総称を指し、急性腰痛の代表的なものの一つです。 なお、一般的に用いられる「ぎっくり腰」という言葉は、この急性腰痛の俗称とでもいいましょうか、実は「症状を指している言葉」で、病院では「腰椎捻挫」とか「筋・筋膜性腰痛症」などと診断されます。 その症状として、「突然の激痛で動けなくなる」が、ぎっくり腰の症状です。 重く張ったようなだるいような痛みが続き、慢性化する場合もあります。 「ぎっくり腰」とは、俗称です。 どんな時におこるのか?ぎっくり腰の引き金となる要因は様々ですが、下記のような時に発生する事が多いようです。 例えば・・・
こん時に、ぎっくり腰が発生しやすくなります。 何気ない動作でも注意して・・・ 実は、「他の病気」であることも・・・「腰痛 = ぎっくり腰」と、イメージしている方も多いと思われますが、実は、椎間板ヘルニアや圧迫骨折、すべり症など、他の病気である事も考えられるので注意が必要です。 たかが、腰痛、たかが、ぎっくり腰と素人判断はせず、病院を受診する事をおすすめ致します。 他の病気である事も・・・。 病院での受診科は「整形外科」。 「原因」は?本来の意味合いとは少し違いますが、「急性腰痛」という言葉からもイメージできるとおり、筋肉・神経・関節への急激な負荷や過度の緊張と疲れが原因と考えられます。 解りやすくするために、先の項目と少々重複しますが、 「不用意に体をひねった」「重いものを中腰で持ち上げた」「前傾姿勢をとった」時などに起こりやすいものです。 他にも、「長時間の同じ姿勢、無理な姿勢」「筋肉疲労」「女性では月経時に骨盤や背骨の靱帯が緩んで起こる」事もあります。 さらに、「運動不足、肥満、全身の疲れ」などにより、腰の筋肉の血行が悪くなり、筋肉疲労を起こす事も原因として考えられます。 ぎっくり腰の原因は、筋肉・神経・関節への急激な負荷や過度の緊張や疲れなど様々・・・ ぎっくり腰の対処方法。(応急処置)まずは、「安静」と「冷却(炎症を抑える)」と、覚えておいてください。 楽な姿勢をとって安静。 無理に動かしたり体を起こしたりせず、少しでも楽になる姿勢を探します。 横になることが出来るのであれば横になり、安静にします。 ※ぎっくり腰の時、痛みが強い時に楽な寝方として、「横向きで膝を曲げて」寝ると楽になる事もあります。 ※2〜3日は、出来る限り安静して休養するようにしましょう。 冷却(炎症を抑える)。 氷水を入れたビニール袋を、痛む箇所に約10分当てて10分外すを繰り返してみて下さい。(冷やしすぎに注意。途中で痛みが強くなれば無理せず中断します。) コルセットやサポーター等の装着。 腰のサポーターやコルセットを装着して、適度に腰部を圧迫すると、痛みが軽減される事があります。ぎっくり腰を繰り返すような場合、コルセットを買っておくと安心です。※締めすぎや、つけっぱなしは良くありません。 ※ ぎっくり腰の対処法として、温めたり、揉んだりストレッチをするのは炎症が治まってからにします。 その他、腰が痛み出したときの対処方法はこちらを参考にしてください 病院へは、どのタイミングで行ったらよいのか?(注意したい痛み)先にも書きましたが、ぎっくり腰と思っていても、「他の病気」があるかもしれません。 特に、足にしびれがあったり動かせない、足の感覚が麻痺しているなど神経症状が出ている場合は、注意が必要です。 確認方法。 まず、足の皮膚感覚があるかどうか調べます。皮膚をさわったり、軽くつねったりしてきちんと感覚があるか調べます。 また、足首や踵(かかと)が、左右、きちんと動くかも確認します。 この確認で、足を動かせなかったり、足の感覚が鈍い時は、なるべく姿勢を変えたりしようとせず、救急車を呼んで病院に向かいましょう。 エクササイズ背筋を伸ばして立っていられない・・・。 立ったり歩いたりして痛みが悪化する・・・ このような状態では、安静を心掛けるべきですし、エクササイズどころではないでしょう。 しかし、最近の研究報告では、2日以上は安静にすべきでは無いと報告されています。 痛みの度合にもよりますが、2日以上は安静にし、炎症が落ち着き、痛みが和らいで安静にする程でも無くなったら、「慎重」に、エクササイズをはじめてみましょう。 ! 痛みが酷く増したり、お尻や足が痛んだり痺れが出てきた場合は中止します。 ! 無理をせず、可能な範囲で行いましょう。 ! 専門家の指導の元で行う事をおすすめ致します。
●1) うつぶせの状態で深呼吸 うつぶせの状態で3〜5分深呼吸を行い、体の緊張を解します。 体が落ち着いたら、次「●2)」に進みます。 ※ うつぶせの状態がとれない方は、「お腹の下」に枕やクッション、タオルなどを重ねて入れてみて、少しずつ重ねたものを減らしてゆく形でうつぶせになれるようにしてゆきます。
●2) 枕やクッションを「胸の下」に入れ深呼吸 うつぶせの状態で、枕やクッション、バスタオルなどを「胸の下」に入れる事によって、体が少し反った状態にします。 3〜5分深呼吸をします。 ※ 枕やクッションなどの高さは、痛みに合わせて調節します。
●3) 「足を開いて」体を反らす。 うつぶせの状態でリラックスして足を開きます。 ※ 腰を床から離さないで行います。 枕やクッションにタオルなどを追加して、少し高さを上げます。 自力で体を反らせる事が出来る方は、図の黒い線のように、「肘を90度」に曲げ、スフィンクスのようなポーズからはじめ、無理せず少しずつ体を反らしてゆきます。 肘を90度に出来ない方は、少しずつ90度に近づけてゆきましょう。
●4) さらに体を反らす。 リラックスできたら、腕立て伏せをするように、自分が痛気持ち良いと感じる高さまで少しずつ体を反らしてゆきます。 ※ リラックスした状態で、腰に力を入れず、腕の力だけで行います。 最初は、十分に注意して行い、「10回=1セット」とし、9・10回目は、肘を伸ばしたまま数秒静止させるのが目安です。 → 足がしびれたり、痛んだりした場合や痛みが増してゆくなどを含め、早めに病院で診察してもらう事も忘れずに! 予防法ぎっくり腰が治療で治っても、引き金となる原因を解消しなければ再発のリスクは付きまといます。 又、一度ぎっくり腰になると、繰り返すなど、くせになる場合もありますので、日常生活では下記の点に注意して予防に取り組んでみて下さい。 ぎっくり腰の予防をはじめ、腰痛においては、「正しい姿勢」が特に重要です。
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読者さま、医師・治療家の方から寄せられた、"ぎっくり腰"についての情報
ぎっくり腰を治療していくとき、重要なポイントの一つに食事の内容があげられます。 ぎっくり腰は、腰痛の原因にもなる腸腰筋の機能不全(弱り)に加えて、胃腸の冷えたときになることが多いようです。 ですから、安静にしていても、胃腸を冷やすもの、例えば 糖分の多いもの、冷たいもの、アルコールを摂っていると改善が遅くなります。(蒸造アルコールをあまり含まない日本酒なら大丈夫)うどんなどの温かいものや根菜類のように、おなかを温めるものがおすすめです。 ■お名前 H さま(治療家) 今まで、私は3回ぎっくり腰になったことがあります。 全部、重たい物を持ち上げることによるものではありませんでした。 普通に歯を磨いて、顔を洗って、顔をタオルで拭いた時になりました。体勢が良くないでしょうか。 ■お名前 KEN さま 初めまして、私はウィンドサーフィンをしてますが、去年までギックリ腰とは無縁とおもってましたが、今年の春に初のギックリ腰に成り今日までに4回経験。あの痛みには耐えられませんね! わたしの対処方法は、ギックリ腰に成ってしまったらその場から動かず楽な姿勢をとり安静にして痛み止め(ロキソニン-私は常に財布に入れてます)が、有れば飲む。 痛みが治まってから状態に注意しながら湿布し、コルセット(常に身近に用意してます)を、装着してから必要最低限動かして、痛みが軽減されたか確認して動く。 こんな感じで対処して仕事に行った事もありますが、その日は安静にしてたほうがいいですね。 ■お名前 K さま 初めまして。いわゆる、ぎっくり腰の経験のある方に質問なのですが、一番最初の痛みはどの程度のものでしょうか? 私の場合、床に胡坐姿勢で座っており前かがみになった時に経験した事の無い激痛が腰から背中にかけて走り、その痛みのせいかは分かりませんが、その15秒後位に意気消失しました。意気消失していた時間は2分程です。 ぎっくり腰の痛みで意気消失した方は、いらっしゃいますか? ■お名前 NH さま 私は過去にギックリで声すら出せない状態になり、ブロック麻酔を受け入院しましたが、それからは年に1〜2回程、軽い動作で、軽いギックリになるようになりました。 その度に別の病院でCTを受けたりしましたが、特別な原因は見つかりませんでした。 また、ギックリになると同時に普段は痛まない神経痛も出るので、その事も相談すると、普段に神経痛が出ていないのは、無意識に庇っていて痛まない、そしてギックリになった際に庇えなくので、同時に出るのだと診断されました。 神経痛は暖める、ギックリ腰は冷やす、同時に行えないので治すのに時間がかかります。 寒い時期には筋肉が強張り、ギックリになりやすいので、腰痛体操をしっかり行うのが大事です。 ■お名前 Q さま 私はバスケットボール中にジャンプをした瞬間、腰の右の筋肉あたりに違和感を感じ、その時はあまり痛くありませんでしたが、試合後、普通に歩いていると突然その筋肉につったような痛みを感じ倒れて動けなくなりました。 その後5分間は立つこともできず、3年たった今でもまだ痛みを感じます。 ■お名前 V さま 私は普段運動もしていないのに子供と本格的なアスレチックスをやって腰にいつもと違う痛みが!しかし、その日はそれほど痛みは強くなく、次の朝から ズキズキと痛みが始まってしまい、でも仕事は行かないと‥‥帰って来るとさらに痛みが増し、そろそろ病院に行かないとヤバいです! ■お名前 かつ さま 2年前まで、年に数回ぎっくり腰になっていました。特に寒い季節に。そのたびに病院に行っていました。 レントゲンで骨に異常はないので痛み止めの薬をもらって飲んだり、痛みがひどい時はブロック注射を打ってましたが、ブロック注射も気休め程度で時間がたつとまた痛くなるので、どんなものかと思ってます。 2年前の12月、職場で落ちた書類を拾おうとして、屈んだ瞬間ぎっくり腰。 動きたくても動けなく、痛いやら恥ずかしいやらで唸っていたとき、社長の車に乗せられて社長通いつけのカイロプラクティックで治療を受けました。 はじめてのカイロプラクティックで、ボキボキやられるのではないかと恐る恐るでしたが、社長いわく「いまどきのカイロプラクティックはボキボキやらないもんだ。」との事。 社長の言葉どおり、ボキボキはなく、最初に状態を色々聞かれたあと、十数分で治療は終了。ぎっくり腰の体操と姿勢を良くする体操を教えてもらって痛みがひいたら行うよう指示されました。 治療後、かなり楽になって歩けるようにもなったので、そのまま帰宅させてもらって1時間ほどしたら痛みはまったくなくなってました。 今思い返しても不思議なくらいです。 冬から春先まで、毎年のようにぎっくり腰になっていたのに、おかげでそれ以降ぎっくり腰はおきていません。 私が教えてもらったぎっくり腰の体操の一つも、このサイトで紹介しているものとほとんど同じです。 ■情報提供者 : 書店さん 梱包作業の仕事を1カ月ほど続けている者です。 梱包した荷物を台車に置き、荷物にシールを貼った瞬間ピキっときました。 案外軽いものを持ち上げるときになるって聞いてましたが、本当になるもんなんだなーって思いました。 ■情報提供者 : 新門さん 4日前の朝、新聞を取り出すのに不自然な姿勢で新聞受けを開けようと屈んだ時にビリッと来た・・・ 余りきつくなかったので、その日から2日ほど安静にしていたが、3日めの朝起きるときに足に力が入らず、膝がガクガクして歩けなくて手で左右の壁を支えてベットに戻り安静にし、時間を待って近くの整形外科に行った。 問診後レントゲンを撮り、少し骨盤のゆがみを指摘されたが、軽度なので2週間分の貼り薬で様子を見ましょう・・・ 以下、現在の症状。 PCの前で椅子に座っているときは何の痛みもなく、つい時間が過ぎる。ところが椅子から立とうとした途端、足に力が入らず痺れて歩けないのです。 ベットで足を延ばし、休んでから立ち上がると少し楽に歩けるのですが・・・ とにかく座るとだめのようだ。 ■情報提供者 : 今口 さん
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※重要 -腰痛は様々な原因で起こります。自己判断はせず、必ず、医師・専門家の診断を仰ぎましょう |
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腰痛は、様々な要因でおこります。自己判断せず、必ず、医師の診断・専門家のアドバイスを仰ぎましょう。
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