Re: 少し悪化しました ( No.7 ) |
- 日時: 2006/02/01 16:55
- 名前: マキノカイロプラクティック <makino-c.p.o@crux.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.annaiban.net/202/makino/
- こんにちは
座っていて、足(ひざ)が開くようになっているのですね 足の裏と裏が、向かい合わせになって、「こんにちは」を、している状態かな
これは、骨盤のせいではなく、どちらかというと、腰が丸くなっている腰痛姿勢ですね だからこそ、ヘルニアになっているし、こうなった原因こそが、ヘルニアの原因です
典型的な例は、おばあさんなどで、腰が曲がって歩いている人は、みなガニマタになっていますね
これは、前かがみの丸くなった腰で、前を向こうとすると(上半身を起こす) 足を開かないと、真っ直ぐに立てません イスに座っているのも、同じことで、曲がった腰だからこそ、上半身を真っ直ぐにすると、足が開きます
まだ、レオナさんは若いので、立ったときはアゴを突き出すようにすれば、足を開かなくて立てるのですが いすだと、お尻を固定するので、どうしても足が開きます
これは、典型的な腰痛を起こす、体(背骨)のラインになっている、見本のような状態です
足が、O脚なのは骨盤のせい…といった、表現をマスコミや、多くの美容整体などのチラシ等で見ると思いますが これは、患者集めの典型的な、言葉のマジックで、とても危険です(しろうとでも、おお!そうか!!と、信じやすいですね)
足の開く原因についても、きちんと説明していたら、この掲示板を何回も書かなければいけないくらいなのです
本当は、もっと複雑ですし、デリケートなものです それを無視して、施術を行なうので、レオナさんが行ったカイロのような結果になるんですね
カイロといっても、このような、骨盤や見た目しか考えていない整体と同じような所も多いですね 足の長さをそろえることが大事と思い込んでいたりしますが、首がずれても、足の長さが変わるし…
このように、見た目だけなどで、無理な方向に動かしたりすると、 ちょうど、転んだり、シリモチを付いたときと状態と同じ、「外傷」になってしまいます
これが、何年かたって、腰痛や肩こりの原因になっている人もいるので、危険だと思います (すぐに腰が痛くなるわけでないから、そのときに良いか悪いかがわからない)
怖いですよ、意味もなく簡単に矯正するのは
カイロプラクティックの勉強で、一番たいへんなのが、この診断です 骨盤でも、右が下がっているのか、左が上がっているのか… 右が下がっているのに、左が上と勘違いして、左を下げたら両方とも下がって、よけいにひどくなります (この場合なら、右を上げなければ、悪化しますし、正しい方向なら、体も治ります)
美容ではなく、「治療」をするためには、医学的な根拠が必要です まして、いまヘルニアがある状態で、安易に受けるのはやめた方がいいでしょう
そんなところに行って、かえってひどくなる可能性…とても、とても高いですよ
仕事のことについての質問は、また、夜に書きます、待っててください
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みなさんありがとうございます ( No.8 ) |
- 日時: 2006/02/02 00:40
- 名前: レオナ
- >羽山先生
ありがとうございます。 骨盤矯正はいかないようにしますね。 やはり怖いですもの。今の状態ですと。 昔から猫背であること、歩いているときのバタバタとした音は注意されていました。私が歩いてくると友人は皆私がきたとわかるようです。歩き方を最近はきをつけてます。 >マキノ先生 そのとおり。「こんにちは」状態です。 今日鍼にいったときにもそのことをきいてみたのですが、「意識してつちふまずに力(あとうち太もも)を少しいれて足がこんにちは状態にならないように努力してください」といわれました。 仕事の件、よろしくおねがいいたします。本気で悩んでます。
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Re: 少し悪化しました ( No.9 ) |
- 日時: 2006/02/02 01:27
- 名前: マキノカイロプラクティック <mailto:makino-c.p.o@crux.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.annaiban.net/202/makino/
- 続きです
>先生方はいろいろな患者さまをみられているとおもいますが、ヘルニアのかたはどのようなお仕事をされていますでしょうか???
これは腰痛が、治らないことを前提として書かれている話ですね あくまでも、ヘルニアや腰痛とずっと付き合い続けなければいけないと考えている、マニュアルです 治るのであれば、これらは全く関係のない内容だと思うのですが…
私たちの業種は、以前に、つらい腰痛などだったのを、治してもらえたために、この仕事に就いた人も多いと思います。
私自身も、高校時代からのひどい腰痛もちで、ぎっくり腰は数回、太もも〜足のシビレ 夜中に起こる、左足全体の、のた打ち回る激痛は月に数回と坐骨神経痛でした 今思えば、腰も、座ったときに伸びなかったですね
仕事どころか、生活しているのもつらい状態でした調理師でしたからずっと立ちっぱなしでしたし…
その後、片道40キロを、何度も車で行き来した治療院で、少しずつよくなったのが、カイロプラクティックだったということが始まりです
カイロの仕事は、中腰でひねった姿勢、腰を曲げる状態を一日中続ける仕事です。 本来なら、腰痛の人が、やってはいけない体勢の連続なのですが、今は全く問題なく仕事と生活をしています
たまに、疲労すると、腰がつらくなりますが、少し治療するだけでいいし、足の痛みは出ていません
腰痛は、人の人生を変えます! しかし、治ってしまえば、さらに人生が変わりますね 痛いから仕事を選ぶのではなく、したい仕事のため、生活のために仕事ができるように、治療して治すのが目的なのです
ですから、私の中にはじめに書かれているような、ずっと付き合う方法の考えはないので、参考にならなくて申し訳ないです
…長文で、読むのが大変でしたでしょう
それから、足の裏のこんにちはは、筋肉に力を入れても力を抜いたら、戻りますね 腰から首のバランスを治したら、自然に閉じるようになると思いますよ
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まきの先生へ ( No.10 ) |
- 日時: 2006/02/02 01:35
- 名前: レオナ
- 真剣にこたえていただき本当にうれしいです。
話が少しそれますが、実は私は四年前から自律神経失調症で半年はめまいといいますか頭のなかがゆれるかんじがしてたつこともできず車椅子でした。パニック障害との診断ですごい強い薬をだされ一年半で29キロ太ったのです。今も薬をのみつつなのでおとしにくいのですが、食事制限などで少しずつ減量しています。この肥満がヘルニアを発症したいち原因だとはおもっています。 今は8割くらいはよくなっています。そして、先生のように人を癒してあげる仕事につきたいと独学でアロマの勉強しました。アロマの販売もしました。近年は派遣で販売をしていましたが、アロマのスクール費をかせぐために時給のたかい派遣をえらんだのです。 先生におうかがいしたかったのは、このしびれのある状態の時は(本当は静養しているのが一番なのでしょうが生活費がありますので)どのような仕事をしたらいいのかとききたかったのですが。でも先生の言葉はいろいろ心に響きました。私はヘルニアになってから「一生爆弾を腰にかかえていきていくとおもってくれ」や「ヘルニア完治はないからビクビクしながら生活していくんだね。かわいそう」という言葉を回りからいわれ、すごく精神的におちこんでいました。 先生は池袋でやられているのですね。 今はまったくお金がない状態なのでいけませんが、ちかいうちにかならず先生にみてもらいにいきます。 それと、質問なのですがヘルニアって遺伝しますか??今は亡き母が重度のヘルニアでした。痛みできを失うくらいで、足のしびれもすごかったみたいです。 なんかこの掲示板にみあった投稿でなくごめんなさい。私情ばかりかいてしましました。
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Re: 少し悪化しました ( No.11 ) |
- 日時: 2006/02/04 01:41
- 名前: マキノカイロプラクティック <makino-c.p.o@crux.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.annaiban.net/202/makino/
- 返事が遅くなりました、体は大丈夫ですか?
>なんかこの掲示板にみあった投稿でなくごめんなさい。私情ばかりかいてしましました
いえいえ、いいですよ、 腰痛って、誰も明確な答えを出してくれなくて、不安になるし レオナさんが書いているように、ずっと付き合うものだとか、体重の話もそうですが、「本人の努力」的な事を植えつけられて どんどん、自分自身の中に引きこもってしまいそうになるのが、人に見えない痛みの最大の敵だと思います。
自律神経と、腰のヘルニア…本当は、とても関連があるのです 首のバランスが悪いと、首の上部にある自律神経が引っ張られたり、つぶされて、自律神経の失調が起きます
自律神経失調と聞くと、精神的なものと思い込まれていますが
例えば、腰の一番下の骨のところで、坐骨神経という足につながる神経を圧迫すると、坐骨神経痛になり 太もも〜足の痛み・シビレ、筋肉が硬くなる・力がないなどの症状が出ます
これと同じで、首と頭蓋骨の間、首の1番上と2番目の骨の間には、自律神経という神経が通っています。 そう、自律神経(自分の体のバランスを保つ神経)は実際に、物質として存在しています。
これが、引っ張られたり、圧迫されると?
自分の体のコントロールができなくなり、体温調整が苦手(急に汗をかく・急に冷える)眠れない、起きれない、疲れやすい、だるい、いらいらする また、神経症状として、偏頭痛、頭痛、めまい、耳鳴りなどがでやすくなります
経験上、パニック障害と診断された方は、この頚椎の上部〜頭蓋骨にズレのある人が多いようですので 来られた患者さんに対しては、頭蓋骨〜首のバランスと、背骨全体が、首に負担をかけないような治療を考えます
そして
首が悪いと、頭の位置が変わるので、バランスをとるために、猫背や、反りすぎの腰になって 腰痛、ヘルニア、坐骨神経痛などが出るような腰になってしまうので、全く関係ないとは言えません
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Re: 少し悪化しました ( No.12 ) |
- 日時: 2006/02/04 01:45
- 名前: マキノカイロプラクティック <mailto:makino-c.p.o@crux.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.annaiban.net/202/makino/
- 続きです
遺伝は…骨格の遺伝で、親子は似ているので、それによる可能性は否定できないと思いますが でも、その人の生活や人生の中での、転倒、事故や、仕事の内容なども大きく関係するので(こっちの方が、影響が大きい) 関係あるようで、関係ないとも言えます
また、日常の生活をともにしていますので 例えば、イスの生活か、床の生活か…などでも、家族全体の骨格に与える影響もあるから 家族の生活の差なのか、遺伝的なものなのか、全く違う原因からなっているのか???
お母さんと、一緒に診断できたならば、答えを出せたのですが、残念です。
>今はまったくお金がない状態なのでいけませんが、ちかいうちにかならず先生にみてもらいにいきます
ぜひ来てください 施術の効果は、一回一回残っていきます。 カイロの治療は、決して一時的なものでなく、毎回の施術の積み重ねで 前の施術に、また一回プラスして、また一回プラスして…となります
一回でも、今の状態より、少しよくなる そして、2回目なら、それに増して、良くなる これの、積み重ねです そして、効果のある一回の後は、前とは全く違う状態の体になるので、悪化しにくくなります
まとめて来れなくても、可能な範囲で、一回ずつ重ねてください で、元気になって、たくさん働きましょう
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今日検診してきました ( No.13 ) |
- 日時: 2006/02/06 23:09
- 名前: レオナ
- 二週間ぶりの検診をうけました
痛みはあまりないということ、親指のあしのしびれ、ふくろはぎ、右足ふとももの裏がすこしつっぱるかんじがすることをつたえました。 「発症して丸二ヶ月。悪化することなくおちついてきたから仕事は序所にしていってかまわないよ。プールで歩いたり走ったりしてもいいよ。じょじょにね。でもプールで腰をひやさないように。、また二ヶ月後にみせにきてください」とのことでした。 「以前MRIをとったとき、12月はじめの発症時とほとんどかわってないとのことでしたが・・・心配です」といいましたら「レントゲンよりも実際の症状がここまで普通にあるけるようにまでなったのだからそちらを重視しましょう。しかしまた再発したら手術にふみきりましょう」といわれました 私は、再発してもなるべく手術はしない方向で考えています。 リハビリは??ときいたら「やりたいのならば牽引ぐらいかなぁ」といわれました。 仕事の件ですが、医者は「座る」というのが一番腰に負担がかかるから、少しうごけるかんじの立ち仕事なんかがいんじゃないですか??だってデスクワークしたことないんでしょう??なれている販売のほうがよいのでは??」といわれましたが、素人判断ではもう少し腰の様子はおちつくまではデスクワークのほうがよいのではないだろうか・・・・とそちらの方向ばか探していましたが。 自分でこれからなにをしていけばいいですか?? プールであるくのにも(ダイエットもかねて)歩き方のコツなどがあるとおもいますが。 足先がひえてしょうがないです。ビタミンEが冷えにきくとききましたが本当でしょうか。
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まきの先生へ ( No.14 ) |
- 日時: 2006/02/06 23:16
- 名前: レオナ
- 自律神経の話とてもためになりました。
私の自立神経の医者は名医といわれていますが、おおぜいの患者をこなさなくてはいけないからなのはわかりますがあまり人の話もいかず、意見をまげずです。 その先生にいわれたのですが 「自宅療法???なにもしないでビタミン12を処方されてるだけ???それさぁ、その医者がなにもできないからでしょ。やぶなんじゃないの。そのまえにビタミン12なんかのむのやめな。きかないから。リボトリールのんでればしびれ治るから」といわれました。 患者を不安にさせる言葉だとはおもいませか??実際不安になりました。ビタミン12のむだけ無駄って言葉は信じずのんでいますがいいんですよね??
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Re: 少し悪化しました ( No.15 ) |
- 日時: 2006/02/08 15:29
- 名前: 愉和 清水 <ryu-s@mbd.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.yuwa-seitai.net/
- 牧野先生のお話を踏まえ、少々。
体の血は、多くが脳に行きます。 それは、ホルモンの分泌をしている脳下垂体や、発汗、体温の調節をしている部位など、生命維持装置とも言えるものが頭部にあるからです。
しかし、その血流がなにかで滞ったりしますと、その機能を遺憾なく発揮することが妨げられますよね。 自律神経失調症や鬱病などの場合、胸椎1番(首のつけ根あたり)から頭部までの間につっかえている硬結(コリ)があろうかと思います。
特に精神の不安定さをお持ちの方は、胸椎の1番が調律点となることが多いです。 ちなみに、高血圧は頸椎7番。
では、そこをどうにかすればよいかというと、そこだけのモンダイではなく、それ以前の問題、すなわちいかにしてその状態になったか、ということを体から読まねばなりません。
たとえば首から上は、肩胛骨の状態によって制限されており、しかも肩胛骨は腸骨(骨盤の両側の骨)と連動しています。
そしてまた、骨盤には股関節の受け口があり、股関節、膝関節、足首からの影響が常にあります。
・・ちょっと混乱しちゃうでしょうか。 ただ、ことほど左様に、全身はつながっているのだということです。
たとえば肩こりと鬱病を別のものとしてはいけませんし、教育ママを親に持った子供のアトピーと胃潰瘍を別のものとしてもいけないのです。
重心が外側にかかっているのと足先が冷える、これは足首の角度ですが、膝関節、股関節、また骨盤の開き、角度も実はかかわっています。
お薬のせいで太ったことがヘルニアの原因というのはハズレではないにせよ、それ以前から、自律神経の問題を抱えやすい体のバランスがあり、お薬は発症するきっかけに過ぎないというふうに、経験的に私は思えます。
牧野先生のおっしゃる内容と若干かぶるかもしれませんが、自律神経の問題は、むしろ体の問題の方が大きいのです。
私は頸椎も腰椎もヘルニアは多く診ましたが、鬱病、境界型傷害と診断された方も何名も診ました。 バランスをとり、胸椎上部から上をほどくことで、まず早期に快復します。 一度は、鬱病が初回でなくなった例もありました。 ただし、薬を十数種類ずっと服用されているような更年期うつの方はけっこう難儀します。
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Re: 少し悪化しました ( No.16 ) |
- 日時: 2006/02/08 15:29
- 名前: 愉和 清水 <ryu-s@mbd.ocn.ne.jp>
- 参照: http://www.yuwa-seitai.net/
- なんとなく体のバランスの大切さ、おわかりになりますでしょうか。
お薬の方は、私のおこなった範囲では必要になったことがないのと、医師でも薬剤師でもない人間が判断することはできませんので、明快なお答えはできないのです、ご寛容くださいませ。
で、レオナさんが家でもちょっと心がけることでよい方向に行くようなものをちょっと考えてみました。
どんな格好でもけっこうですので、いちばん力が抜けて安らげる体勢をとってみてください。 で、そこで息を吸うときに、頭部(延髄)から吸い込み、背骨の中を通すようにして仙骨まで行くようにしてみます。 吐くときは、意識せずに普通に吐きます。 どこかでつっかえる感じがあったら、ムリせずにそこで吐き、また仕切り直します。
即効性はないかもしれませんが、折に触れてやっていきますと、心身の深いところから変わっていきます。
最初は実感が湧かないかもしれませんが、そのイメージでやっていただければよろしいです。
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